ジオに関心のある友達2人を誘って、おにぎりを持ち、湯ヶ島・仁科エリアで一日遊びました。西伊豆のジオ友達にも久しぶりに遇えて、新鮮なジオ探索となりました。
- 湯ヶ島 世古の滝(世古峡)
ジオとして改めて訪れると、どこが世古の滝かよく分からなかった。 | 海底火山の噴出物である凝灰質砂岩の露頭は見えるが、岩脈は見当たらなかった。次回のお楽しみですね |
- 湯ヶ島 二百枚
バス停[二百枚]近くの河原に降りてみたら、目に飛び込んだのがこの乱泥流の層(タービタイト) | |
二百枚の由来は”1日に慶長小判二百枚分の金が産出されたことから”だそうだ |
- 猫越川
渓流釣りの友達が見つけた化石群が入っている岩盤 | 水流に洗われて、単体サンゴの化石が綺麗に出ています。標高400mの天城の山中だが、昔は浅い海底だったことが分かる |
説明−1 | 沢沿いにはジャケツイバラの群生が花盛り |
- 鉱山技師宅を訪問
以前、持越金山他の金鉱脈発見に従事した89歳の古老を仁科・大城のご自宅を突然、訪問したにもかかわらず、色々と話を聞きました。ジオパークは知らなかったようだけど、鉱石・地質のことで話が弾みました。一色上の採石場から下の鉱脈では銅や鉛が出て、上では金脈が出たとのこと。戦時中は、鉄砲玉の原料が必要となり、金よりも銅・鉛を掘ったというエピソードも聞きました。五郎さん、ありがとうございました。また伺います。
金脈の入った石(黒い帯の部分) | 1トンの金鉱石から2グラム以上の金が採れれば採算が取れるそうだが、この鉱石は50グラムも取れる高品位の鉱石とのこと。(真ん中の緑色の部分) |
門外不出の鉱脈地図も見せていただきました。 |
- 一色エリア
久しぶりに枕状溶岩を訪れたら、看板も整備された | 露頭もきれいに磨かれたようでした |
公民館前には、化石のオープン展示館 | ルーペも用意されて、有孔虫も見られます |
近くの採石場 | |
海底火山の断面がきれいに見られます。環境整備して、ジオポイントにできまいか? |
この後、堂ヶ島の加山さんのミュージアムに化石展を見ようと立ち寄ったけど、連休で終了だった。近くの売店で働いていたのが西伊豆のジオ友で、またびっくり。今日は、化石つながりで色々な人と話が出来て良かったなあ。