静岡県地学会主催のジオツアーに参加して、原木・日守・肥田を歩きました。
原木の国道は、
狩野川の自然堤防の上に相当する。西から国道を見るとわずかに上っている。
奈古谷あたりの低空に逆転層があり、たなびく野焼きの煙
台風19の浸水被害を受けて、
狩野川の河川敷では河川敷の整備を進めている。(河川敷内に自生した草木やごみなどの障害物を除去)
大嵐山(おおぞれやま-ゾレルとは山肌が崩れることを意味する)
茶臼山(左)と大嵐山(右)の間の鞍部が女坂(
男坂は大嵐山の西にある)
肥田の鎮守 肥田神社(ひた王子など4柱を祭神とする)
見事な木目の幡棒
境内背後には、
静岡県の地下水位観測施設がある。この地域は
狩野川の砂礫が厚く堆積しているので、
地盤沈下が大きいそうだ。
施設の壁には、地下のボーリングから分かった深度地層断面図と、地下80m付近のコアが展示されている。80mまでは
狩野川が運搬した堆積物
社殿の基礎には、大井凝灰角礫岩が使われている。最上部が角礫が卓越して頑丈な石材。その下は火山灰が卓越する角礫凝灰岩
塚
本の森山ふもとにある満宮神社。岩肌には
海浜性のウバメガシとヒトツバが自生する。
東側には、岩脈らしきものが露頭する。