静岡県地学会・東部支部主催のジオツアーに参加して、楽寿園のジオサイトと歴史を再学習した。
駅前口の樹林には、いくつものフウランが着床している。
中門先の小浜の森の北側は本覚寺の鬼門に位置し、七面堂があったとされる。
小浜の森には七面堂への参道があり、植生は七面堂が廃されてから増えた若い常緑広葉樹の二次林
深池は大きな溶岩トンネルの天井が崩落したものであるが、左横には小さな溶岩トンネルが見えて、その左には別の溶岩流上にできた縄状溶岩が見られる。
深池にも湧き間がある。
いこいの松手前の広場には、宝国院というお寺があった場所。ここのシイノキは楽寿園で一番古くて、約300年ほどだ。
小浜池手前に二つの小さな縄状溶岩が見える。そのうえの小さな溶岩流の亀裂から流れてできた末端部にあたる
小浜池の水位測定標識 ゴミを流していたので水位は少し下がって、頭(210cm)が見えている。
水位は217cm(これ以上に増水すると小浜堤が歩けなくなるので堰板で調整している)
鴨も気持ちよさそう
中門の開削された溶岩流の右手には、採石の矢穴が残る。
中門の溶岩流の断面 溶岩流の単層は約30cmで、何回も流れてきた。一番下部層が新しい溶岩流で、気孔は大きな泡に集合した。
小浜の森の溶岩トンネル
合体した4本の木の内、アラカシは切り倒された。