静岡県地学会のジオツアー三島に参加して、三島の町を歩きました。2016年に実施された記念すべきジオツアー三島-1の復刻版にようやく参加できた。
楽寿園の小浜の森の4本が合体した樹立のナラは
ナラ枯れで、切り倒されてしまった。
深池には、体をくねらせた蛇のような形の溶岩流が見える。
小浜池の水位は-13cmと涸れている。溶岩は昨夏の満水時に繁殖した珪藻で白くなっている。
源兵衛川の親水広場の下には、四ノ宮川の分流堰がある。
中央水道公園前で、四宮川は暗渠を流れ、大通りで、上を流れる人工のせせらぎと合流する。
三石神社で、源兵衛川を上を東に走る小浜用水の石樋がまたいでいる。
時の鐘のところから源兵衛川を分流させて、
旧東海道沿いの旅籠の用水を引いていた。
旅籠の脇を流れる小浜用水は、常林寺前の石橋の下を流れていた。
徳川家光が上洛の際に泊まる目的で、御殿が作られた。御殿の石垣(改修されているようだ)跡が残る。
三ノ宮・楊原神社の境内に集められた
御殿場泥流の転石のひとつが蛙石と呼ばれる。
大井凝灰角礫岩と凝灰岩が使われている石塀
福聚院の石段の下段には、緑に変質した凝灰岩(口野産)がきれいな斜交層理を見せている。