牛歩的写真中心網録”

伊豆半島ジオパークと道祖神を中心にアウトドア活動を、写真で記録しています

楽寿園の徹底観察

静岡県地学会東部支部主催のジオツアーに参加して、楽寿園を一日かけて徹底的に観察しました。[楽寿園のジオポイント]・[江戸時代の楽寿園]・[小松の宮別邸以降の楽寿園の石造物と石材]の3つのテーマで、3部に分けての観察です。普段、入ることが出来ない場所も含めて、観察できました。

小浜池近くの明瞭な縄状溶岩(溶岩ローブの先端から膨れ出た溶岩が縄状に広がっている)早の瀬に注ぎ込む水路の脇には小さな溶岩トンネルがのぞく


岩塚のようなものはいくつも見られるが、断定は難しい。深池をいつもとは反対の位置から(深池が溶岩トンネルの天井が崩落したものと考えられるが、定かではない)


楽寿館の土台には、気孔の多い小浜石が六角形に整形されて積まれている特別に小浜池に入って、水位測定の場所を確認(手前のスケールが表面上の水位で、−30cmまで、それ以上は奥のパイプで測る)


小浜の森の奥に移された石碑は、南無阿弥陀仏の六字名号を梵字で刻んだもの常盤の森には珍しい多重塔(15層)の形をした石灯籠がある。小松の宮は石灯籠や石材が好きだったようだ。



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