牛歩的写真中心網録”

伊豆半島ジオパークと道祖神を中心にアウトドア活動を、写真で記録しています

三津城址

内浦三津にそびえる標高410mの発端丈山に畠山国清が急ごしらえで作った三津城跡を踏査してみた。
ネットの”八丁堀”さんの[土の古城探訪]を参考にさせてもらいましたが、山城初心者の理解には怪しいモノがあります。

発端丈山

三津内浦からの発端丈山の稜線
三津北口登山道から垣間見えた発端丈山

三津新城

北口登山道は途中から地図には無い稜線ルートを急登する。赤テープやロープが張られているので、道迷いの心配はない。
発端丈への稜線に出て、しばらく進むと、三津新城手前の腰廓に着く。
二段の腰廓に守られた主廓の外郭には土塁が積まれている。
土塁で平地を造成した主廓
主廓西の櫓台に相当すると思われる平地だが、樹木で見晴らしは効かない。
三津新城の西には片堀切(南は急崖なので堀切は無い)が残る。

出城

三津新城と三津城北砦の中間に設けられた出城が見えてきた。
出城の曲輪に相当する平地
廓の南西の崖下に堀切
堀切を横から見る。
出城の南西側は、二重の堀切で守られている。
出城と北砦(発端頂砦?)の間に、小さな平地がある。これも曲輪か?

北砦(発端頂砦?)

北砦と発端頂砦は同じなのか? 北砦手前。
北砦の主廓。オオシマザクラの付近に(屈曲した)土塁らしきものが見える。
北砦南の堀切
堀切の西には、一文字状の土塁の平地が残る。

三津城

三津城のある山頂が見えてきた。
主廓手前に小さな張出曲輪
主廓の最高所に三等三角点がある。
三津城から益山寺への登山道

発端丈山からの展望

発端丈山頂の展望はあまりよくない。
富士山にズームイン
ドローンで山頂上空100mからの撮影
山頂から長浜口への下山道(足場は悪いが)から内浦湾と富士山が良く見える。
長浜口への下山道の途中にある見晴らし台からの富士山
登山道のより高所にある展望台は、樹木が茂って富士山方面の展望は良くない。
Google Mymaps[伊豆の山城]に三津城址を追加しました。

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