猛暑が続くが、暦の上では秋まつりの時期となる。伊東市の八幡野地区にある八幡宮来宮神社の例大祭が、伊東市の秋祭りの先陣をきって開催された。初日のお下りを撮影しに出かけた。
祭りの前
神事
参道手前に注連縄が張られた大木と大石があり

神官がこの前で、祭りの始まりを唱える。

神官と奉仕者は苔むした石段を登り、上の社殿から、神輿二基を社殿前に降ろす。

この後、社殿内での神事が行われ、社殿から神様を神輿に遷す儀式があるが、見ると目がつぶれるといわれて、顔を上げることは止められる。

御霊遷しが済むと、役員を先頭に、石段を下る。

二本の吹き流し

社務所の中で、神官や氏子が御饌御酒をいただく。

お下り
途中から東浦路と合流して、海岸に向かう。露払いの”下に~”の懸け声に、氏子は座って神様を迎える。先回りしようと追い越そうとしたら、追い越してはいけないと注意された。

伊豆急の高架下をくぐって、旧道を左折する。

神輿も下る。明日の還御はもっと大変だろう。

最後の急坂。

浜通りの集会所には、ゴマガラを吊るした山車が止まっている。二日目の還御で神社まで引き上げられて、神事の終わりにゴマガラ山車を石段上から落として、豊作を占うそうだ。(残った穂数を数えるのか?)

浜通りの民宿前。宿泊者?も座って神輿を迎える。

静かな八幡野港に到着。

港から西北の路地裏に設けた御仮屋に二基の神輿はお休みになります。(動画から切り出した)

万度
据置の屋台は、石田半兵衛親子が作った。この前の道路で、万度が繰り広げられていた。(川奈では、万灯と呼ぶ)

屋台の中の太鼓に合わせて、若者たちが笛を吹く。

重さ60kgもある万度を持ち上げて、狭い路地を駆けて、降ろすときに”一度”と地面を突いて悪霊を払っているそうです。

軽々と持っているように見える。

おろしたときに、回りの若衆が倒れないように支える。


中には一往復する力持ちもいる。

持ち上げられなくても、若衆から声援の声が届く。



カメラが高熱を持ってきて、撮影が出来なくなってきた。

延々とやっているようなので、途中で引き上げることにした。
















