牛歩的写真中心網録”

伊豆半島ジオパークと道祖神を中心にアウトドア活動を、写真で記録しています

伊豆八十八ヶ所霊場巡り-23(第八十二番~第八十五番)

風邪で休んでいたが、だいぶ良くなったし、暖かい陽気に誘われて、霊場巡りを続けた。

松崎~堀坂

松崎バス停から安良里まで歩き始める。弁天島の北東の水底土石流の山を見上げる。
水底土石流の崖に、地蔵さんが投げ込まれている。
松崎新港北の沖に、岩脈が浮かぶ。
仁科大浜向かいの崖に、石造物群が祀られている。
浜側にも、二つの石祠が祀られている。
大きくない唯念名号塔もあるんだ。
仁科川右岸の築出付近では、アロエが畑で栽培されている。
東福寺の崖下に、地蔵菩薩が祀られている。

第八十二番・慈眼寺

堀坂の集落上に建つ第八十二番・大悲山・慈眼寺(臨済宗・如意輪観世音菩薩)は開けている。たまたま掃除している人が、本堂を開けて拝観させてもらった。
境内に六地蔵
大きな石碑が赤穂浪士寺坂吉右衛門の墓か?
堀坂集落のお堂

第八十三番・東福寺

松崎方面に戻る途中の県道から見える東福寺の鐘楼門
参道右手に六地蔵が隠れている。
整然と整備された境内に建つ第八十三番・照嶺山・東福寺臨済宗阿弥陀如来)の本堂。天井には漆喰で五百羅漢の絵が描かれているそうだ。
身代わり地蔵堂
本堂右手には、弘法大師の像が建つ。
鐘楼の下に、膝を抱えたような珍しい姿の石仏が祀られている。

第八十四番・法眼寺

安城岬の麓に、第八十四番・正島山・法眼寺(臨済宗・聖観世音菩薩)が建つ。ご住職が出てきて、本堂を拝観させてもらった。
隣に天王神社がある。
毎年七月に大きく長い注連縄を社殿の上に張る行事がある。風雨で、すぐに落ちてしまうそうだ。その痕跡が境内にあった。
来年は七月中に見に来たい。

沢田~田子

次の霊場までは長い距離を歩く。仁科漁港の船溜まり
静かな乗浜。砂が周期性があるかのように侵食されている。
堂ヶ島の薬師堂に立ち寄る。
少し空いている本堂内を見ると、三基の仏像が祀られている。中央が薬師如来・右に釈迦如来・左に阿弥陀如来と豪華な顔ぶれ。
道路から三四郎島付近を見下ろす。
いつも気になる県道沿いの展望所から見えるのは、田子の尊ノ島。
近くには水底土石流の露頭がある。

第八十五番・大聖寺

いくつかの坂とトンネルを越えて、ようやく安良里に戻ってきた。大聖寺の鐘楼が出迎える。
急な石段が続く。
参道脇には、いくつかの不動明王の石仏が祀られている。
こちらが波切不動尊か?
イチョウの落ち葉に包まれた第八十五番・授宝山・大聖寺臨済宗不動明王)の本堂が建つ。
龍の彫り物が見事。

神洞の滝

神洞の滝そ再訪した。

沿面距離 20Km 高低差 150m を、6時間弱で歩きました。
残り三か寺は、いずれも距離が長いので、3回に分けて巡るしかない。年内に終わりたい。

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