風邪で休んでいたが、だいぶ良くなったし、暖かい陽気に誘われて、霊場巡りを続けた。
松崎~堀坂
松崎バス停から安良里まで歩き始める。
弁天島の北東の水底土石流の山を見上げる。
水底土石流の崖に、地蔵さんが投げ込まれている。
松崎新港北の沖に、岩脈が浮かぶ。
仁科大浜向かいの崖に、石造物群が祀られている。
浜側にも、二つの石祠が祀られている。
大きくない唯念名号塔もあるんだ。
仁科川右岸の築出付近では、
アロエが畑で栽培されている。
第八十二番・慈眼寺
堀坂の集落上に建つ第八十二番・大悲山・慈眼寺(
臨済宗・如意輪観世音菩薩)は開けている。たまたま掃除している人が、本堂を開けて拝観させてもらった。
整然と整備された境内に建つ第八十三番・照嶺山・
東福寺(
臨済宗・
阿弥陀如来)の本堂。天井には漆喰で五百羅漢の絵が描かれているそうだ。
鐘楼の下に、膝を抱えたような珍しい姿の石仏が祀られている。
第八十四番・法眼寺
安城岬の麓に、第八十四番・正島山・法眼寺(
臨済宗・聖観世音菩薩)が建つ。ご住職が出てきて、本堂を拝観させてもらった。
毎年七月に大きく長い注連縄を社殿の上に張る行事がある。風雨で、すぐに落ちてしまうそうだ。その痕跡が境内にあった。
来年は七月中に見に来たい。
沢田~田子
静かな乗浜。砂が周期性があるかのように侵食されている。
少し空いている本堂内を見ると、三基の仏像が祀られている。中央が
薬師如来・右に釈迦
如来・左に
阿弥陀如来と豪華な顔ぶれ。
いつも気になる県道沿いの展望所から見えるのは、田子の尊ノ島。
いくつかの坂とトンネルを越えて、ようやく安良里に戻ってきた。
大聖寺の鐘楼が出迎える。
急な石段が続く。
参道脇には、いくつかの
不動明王の石仏が祀られている。
神洞の滝
沿面距離 20Km 高低差 150m を、6時間弱で歩きました。
残り三か寺は、いずれも距離が長いので、3回に分けて巡るしかない。年内に終わりたい。