牛歩的写真中心網録”

伊豆半島ジオパークと道祖神を中心にアウトドア活動を、写真で記録しています

伊豆八十八ヶ所霊場巡り-17(第六十番~六十四番・七十番)

彼岸を過ぎて、熱中症の心配はなくなったので、霊場巡りを加速したい。南伊豆の霊場は、離れていて交通の便が悪いので、とぎれとぎれとなってしまう。

道の駅~第64番・慈雲寺

スタートは道の駅・下賀茂温泉湯の花から。青野川にかかる九条橋を渡る。
青野川の河原には、いくかつの温泉が湧いていた。慈雲寺の崖下に湧いていた温泉大権現の元湯のあった場所に石造物が祀られている。

第六十四番・金嶽山・慈雲寺(曹洞宗・釈迦如来)の参道
入口の六地蔵

右手には、苔むした石造物
無住ながら清掃の行き届いた境内に小さな本堂が建つ。

寺宝はガマからもらった袈裟とのこと。慈雲寺の守り神としてガマが鎮座する。

~第六十三番・保春寺

銀の湯近くの空き地で温泉が掘削されていた。
近くには、古い源泉がある。こちらが枯渇するのか?

温泉神社の鳥居
共同風呂と源泉

青野川の土手には、ヒガンバナが咲き乱れる。
保春寺の参道

山門前の六地蔵
山門から境内を覗く。

境内のお堂には、天満宮の内宮が祀られている。加納生まれの宮大工による見事な彫刻が施されている。

第六十三番・五峰山・保春寺(曹洞宗虚空蔵菩薩)の大きな本堂
山門脇には、珍しい傘地蔵が祀られている。

~第六十一番・法泉寺

加納の道沿いに露頭する凝灰岩
南国にも色づく秋
少し下り気味だが、ヒガンバナがどこでも盛ん。
蝶ケ野の双体に再会

一色の凝灰岩露頭を祭壇に、石造物群が祀られている。
桜?の狂い咲き

実りの秋
一色の県道・南側の急斜面に法泉寺の参道が見えてきた。

急な石段の先に本堂が見える。
六地蔵を含む地蔵さんが並ぶ。

広く静かな境内に、第六十一番・臥龍山・法泉寺(曹洞宗大日如来)の本堂が佇む。

~第六十番・善福寺

立岩手前の道端に咲く千日紅
バス停近くの立岩

峠下の妻良トンネルを越えると妻良の海岸に降りる。
漁村に建つ善福寺の石段

境内の六地蔵
漁村の高台に建つ第六十番・龍燈山・善福寺の本堂

ちょうどやってきた巡礼の一団には知り合いがいた。本堂で読経とご詠歌を詠じているのを聞かせてもらった。

~第七十番・医王山・金泉寺

子浦の五十鈴川側の露頭には、地蔵さんか祀られている。
ユニークな山門
境内の六地蔵
静かな漁村に、ひっそりとした第七十番・医王山・金泉寺(浄土宗・薬師如来)が佇む。

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