牛歩的写真中心網録”

伊豆半島ジオパークと道祖神を中心にアウトドア活動を、写真で記録しています

伊豆八十八ヶ所霊場巡り-18(第六十五番~六十九番)

南伊豆の霊場巡りもあとわずか。熱中症と脚のつりの心配がなくなったので、年内に結願することを目標に続ける。

道の駅~第六十五番・最福寺

道の駅・下賀茂湯の花に駐車して、歩き始める。近くの源泉には、湯の花がびっしりとついている。
白坂地蔵 凸凹だが、六地蔵
青野川に沿って進むと、蛇石への分岐に、第六十五番・田村山・最福寺曹洞宗・観世音菩薩)の石の山門?が現れる。
これが正式な山門か。

静かな境内は樹木が賑やか。
無住にしては立派な鐘楼がある。

~第六十六番・岩殿寺

伊豆石の石蔵を背景にアメジストセージ
伊豆石だと思うが、間知石谷積みが珍しい。

毛倉野に向かう道の途中、道上に小さな境内が見えてくる。
背後に山が迫る狭い境内に、第六十六番・波次磯山・岩殿寺(真言宗薬師如来)がさびれて建つ。

~第六十七番・安楽寺

毛倉野への分岐にあった風格のある物置?
蛇石峠への道から外れて、子浦に至る道を少し辿ると、山門が見えてくる。

参道の六地蔵
静寂な境内に佇む第六十七番・太梅山・安楽寺曹洞宗・釈迦如来

境内にも六地蔵
本堂の戸を開けて、拝観する。

~第六十八番・東林寺

青野川沿いの稲田では、ハサガケが行われていた。
作業しているところを見ることは無いので、思わず撮影した。

下小野の旧道の坂上に、東林寺が見えてきた。石段左手には、お地蔵さんが祀られている。
石段の右手には、お地蔵さんなどの石仏が祀られている。

高台の静かな境内にたたずむ第六十八番・蘆岳山・東林寺(曹洞宗薬師如来
境内の観音堂

~第六十九番・常石寺

第六十九番・常石寺までは、蛇石峠に向かう長い上り坂が続く。道沿いの秋色を愛でながら、ゆっくりと歩く。放し飼いのチャボ?の家族が道路まで遊びに来る。
青野川沿いの空き地には、ススキとセイタカアワダチソウの黄色の花がはびこっている。
紅白のボタンの花。
フジバカマが咲いているので、もしやと思い見ていると、アサギマダラが数匹舞っていた。

川合野の畑の中に、凝灰角礫岩の大岩が鎮座している。生のある岩だと思うが、何も表示が無い。
秋の三景 ススキ・柿・稲田

蛇石手前に、名物ジャンボ・伊勢海老のアイキャッチ
蛇石の常石寺の参道

第六十九番・塔峰山・常石寺(曹洞宗薬師如来)の静かな境内
境内のお地蔵さん

参道脇の石仏群

蛇石

最終バスの時刻までたっぷりと余裕があるので、蛇石の集落を散策した。柿はもっと赤味が欲しい。
伊豆軟石の石倉には、まなこ壁のように漆喰が目張りに使われている珍しいもの。

蛇石に立ち寄った。地元の方から、この大石は元々ここにあったものと伺った。手前の小さいものが子蛇に見立てられている。蛇石の下流の川床には、これほど大きくはないが、似たような石が見られる。

沿面距離 13.5Kmを4時間ちょっとで歩きました。

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