牛歩的写真中心網録”

伊豆半島ジオパークと道祖神を中心にアウトドア活動を、写真で記録しています

伊豆八十八ヶ所霊場巡り-14(第五十番~五十二番)

今日も涼しめの予報なので、霊場巡りを続ける。第四十九番の下田市横川の太梅寺と第五十番・南伊豆町・一条の玄通寺が離れているので、歩きで繋げることは困難。初めて、途切れることになるが、通しでつなぐことは断念した。今回のコースもバスの便が少なく、ピストンになってしまい効率は悪い。

下田市街~南伊豆

下田市街地の和洋混在の外壁比べ
以前探していた敷根石の石蔵がたまたま見つかった。なまこ壁との組み合わせがきれい。

分譲地入口に設けられた祠内に、古い地蔵さんたちが祀られている。
林山の道路沿いの軽石凝灰岩露頭に、龕を設けて、地蔵さんが祀られている。

第五十番・古松山・玄通寺

道の駅から9Km近く歩いて、ようやく一條の玄通寺(曹洞宗・観世音菩薩)に着いた。無住で入口にあるゲートを開けて境内に入る。
石段手前に、六地蔵

狭いが明るい境内で、昼食を摂った。
玄通寺の開祖は玄翁で、ゲンノウで殺生石をたたき割ったことから、玄翁と名乗った。

第五十一番・青谷山・龍雲寺 

来た道を戻るという非効率なルートだが、歩くしかない。途中に八声(やこえ)トンネルがある。地名ではなさそう。試しに声を出すと、いつまでも反響してたくさんのエコーが返ってくる。
青市に至る路の途中に、自然石が祀られている。何だろう?

青市集落の東奥の山間に、龍雲寺(曹洞宗阿弥陀如来)が建つ。
静かな境内に聖観音菩薩がやさしく迎えてくれる。

赤く塗られた木祠は天神社
参道沿いの石仏群

第五十二番・少林山・曹洞院

林山の集落の上に、曹洞院(曹洞宗・釈迦如来)の山門が迎える。
山門は、左甚五郎作と言い伝えられる。蟇股を見ても、それほど素晴らしい彫刻ではないような気がする。
参道の六地蔵
ここにも天神社がある。
境内には、石造物や植木が迷路のように配置されている。
植木の選定が見ごたえがある。

いくつもの坂道を上り下りして、沿面距離24kmを7時間弱で歩いた。熱中症対策として、首に水を掛けながら歩いた。

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