牛歩的写真中心網録”

伊豆半島ジオパークと道祖神を中心にアウトドア活動を、写真で記録しています

伊豆八十八ヶ所霊場巡り-22(第七十八番~第八十一番)

ようやく霊場巡りに出かけることができた。残り十一か所を年内に巡ることができるか不安になってきた。

船田~富貴野

松崎から下田行のバスに乗車して、船田で降りる。ここから、宝蔵院のある富貴山まではほぼ山登り。
船田川の河原に、クワズイモみたいな大きな葉が見えた。弘法大師が植えたものかとどっきりした。

船田川の対岸の露頭に、ブツブツしたものが見える。植物か? 地質か?
海抜250mにある門野の集落は、断層?による地滑り地形の平地に立地する。

つづら折りの林道から船田方向を見下ろす。
一色と富貴野の分岐近くに太子橋がある。

太子橋を渡ると、石仏群があり、男道と女道に分かれる。
右から二つ目の地蔵さんには、一丁目と刻まれる。

左側が男道
右が女道

駐車場手前で、男道と女道は、自動車道と合流する。女道の分岐には、地蔵さんが祀られている。
駐車場の展望所から。手前が大昌山か? オオスズメバチが威嚇しにくるので早々に逃げる。

第八十一番・宝蔵院

宝蔵院手前に太子が創建した富貴野山稲荷
境内への苔むした参道の両側には、地蔵さんが迎えてくれる。

第八十一番・富貴野山・宝蔵院(曹洞宗延命地蔵菩薩)の本堂は屋根を修理中だったので、離れて撮影。
開山堂前で般若心経他を読誦した。

開山堂の石段は、踏まれて凝灰岩が丸くなっている。
開山堂前に、薬師如来の石仏が祀られている。

唯一の紅葉
境内に露頭?する凝灰岩?

弘法杉の樹齢は400年で、弘法大師の徳を忍んで後から植えられたもの。
根本に二基の宝篋印塔が祀られている。

第八十番・帰一寺

吉田の旧道を野良帰りの人が通る。
第八十番・萬法山・帰一寺(臨済宗・観世音菩薩)の山門

山門横に地蔵菩薩が祀られている。
長い石段の参道が続く。

山門

帰一寺の本堂と庫裏
鐘楼門

門前にはツガの大木

第七十九番・建久寺

建久寺手前に古風なたたずまいの民家
建久寺東の天満宮。お祭りの準備か開いていた。

第七十九番・曽源山・建久寺(臨済宗・観世音菩薩)の山門
左手に地蔵さん

境内左手に六地蔵
静かなたたずまいの本堂

第七十八番・禅海寺

禅海寺手前の民家と柿
奥に禅海寺の山門が見えて来た。

山門
第七十八番・祥雲山・禅海寺(臨済宗・釈迦如来)の本堂と庫裏。境内には、手入れの行き届いた白杉が植えられている。

地蔵菩薩立像の左には六地蔵の石憧が祀られている。


標高差 520m、沿面距離 19Kmを 6時間で歩きました。

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