梅雨の中休みにようやくまとまった時間が取れたので、霊場巡りの続きにでかけた。本格的な夏が来るまでに、できるだけ進めたい。曇り気味だったので、熱中症にはならなかった。
道の駅~吉佐美
前回と繋がるように、道の駅・開国
下田港に車を停めて、歩き出す。鍋田浜手前の下田第一トンネルの左には、歩行者用の小さなトンネルがあり、使われている。
両側の壁には、子供たちが大小の魚を描いてある。
国道から鍋田浜に降りる道の手前に、凝灰岩の崖に石の堂が設けられている。中には、蓮華座の上に観音様らしき石仏が立つ。
多々戸浜に向かう下田第二トンネルの左にも小さなトンネルが掘られている。こちらの壁には大人げない落書きがされている。
吉佐美の寶徳院参道の向かいに、”車地蔵”が祀られている。(左像)台座に輪禍車がつけられていて、これを回すことで六道にさまよう亡者を救うと伝わる。
第五十三番・佛谷山・寶徳院
本日最初の
霊場は、吉佐美の第五十三番・寶徳院(
曹洞宗・
不動明王)お施餓鬼に備えて、檀家の人たちが草刈りをしていた。
休憩していたご住職にお接待を受けて、少し話を聞いた。ご本尊は、漂着伝説のある千躰仏の一つである
不動明王
裏山が佛谷と呼ばれる
霊場で、凝灰角礫岩が海食されたノッチに、
如来・菩薩と羅漢像が祀られている。今日はパスした。
吉佐美の中央を流れる大
賀茂川の右岸には、ボードウォークが設けられている。
田牛のサンドスキー場は人がまばらだが、龍宮窟の駐車場は満杯だった。
第五十四番・浦岳山・長谷寺
第五十五番・飯盛山・修福寺
弓ヶ浜の手前の湊にある第五十五番・修福寺(
曹洞宗・
薬師如来)の長い石段の参道
山門の背後に、大小・二体の
地蔵菩薩が祀られている。
第五十七番・東海山・青龍寺
ルートの効率から、第五十六番の前に、手石の集落の奥にある第五十七番・
青龍寺(
臨済宗・観世音菩薩)に参詣する。長い参道の奥に本堂がある。
山門から本堂を覗く。
第五十六番・養珠山・正善寺
無住の為か、樹木が伸び放題となっている参道
参道の左手には、西国
三十三観音の石仏が苔むしている。
累積距離 18Kmを7時間ほどで歩きました。