牛歩的写真中心網録”

伊豆半島ジオパークと道祖神を中心にアウトドア活動を、写真で記録しています

御殿場・東山 湯立神楽

御殿場市・東山の厳島神社で奉納される湯立神楽、昨年につづいて写真・動画撮影にでかけた。神楽終了までは天気は持ってくれた。御殿場市には、4つの湯立神楽が保存されているが、それぞれが独特の流儀があり、興味深い。

厳島神社への参道には明かりがともる。
神楽奉納前に、神社前を流れる小川で法官がみそぎをする。みそぎを見守る役員さん。

湯立神楽に用いる湯笹や幣束などが置かれている湯棚の前に、丁重に七つのお供物を献饌する。
獅子頭をつけた法官が、御神灯から火を移す。

湯釜の薪に点火する。
注連縄で区切られた結界の四方固めを行う。

笛・太鼓の囃子が入り、湯棚の前で、法官が幣束を持って神楽舞を始める。
剣の舞

神殿内での舞に続いて、境内の四方も固める。
湯が沸いてきたことを確認して、湯釜の前で幣束の舞から湯立神事が始まる。

両剣の舞(フラッシュが届かない)
大きな湯笹二束で、湯を冷ます。

神殿に湯を散らしに上がる。三回繰り返す。
湯棚にも三回、湯を散らす。

獅子と湯笹
小さな幣束(紙垂?)で、湯に呪文を描く。
護摩木をくべて、呪文を唱える。
この後、四方の参詣客にも、疫病退散を祈って、湯を散らす。

iPhoneで動画を撮影しました。19:00~20:10の約1時間を15分に短縮しました。

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