猛暑を避けて、昼間以外の行動が増えている。御殿場市の北久原区にある浅間神社で奉納される湯立神楽の動画を撮影に出かけた。
長い参道は杉木立に囲まれて、暗く神さびている。日が沈むと、灯籠に灯りがともり、地域の人々が集まってくる。
社殿内で、神楽が舞い始める。あわてて駆けつけて、セットしてあったカメラを落としてしまい、動画撮影に手こずってしまった。
両剣で舞う。
沸騰した湯釜の中に、助法官と一緒に湯笹(ゆたぶさ)二束をつけて、三度湯をかき混ぜて、湯を冷やす。
湯釜の上に、照明がつけられているので、画角から外すのに苦労する。ブロンブタが灯すブルーライトもすこしうるさいが、致し方ない。
まず初めに、湯笹を神殿内に三度、奉納する。三度目の奉納で、社殿内の燈明は消される。
湯気が激しく立つと幻想的になるのだが。
笹でできた小筆のようなもので、八大王子などの文字を書く
湯釜の中には、水などの文字を書く
たっぷりと湯に浸して、来賓や役員に湯笹を散らし、疫病や災いを追い払う。
湯も少なくなり、最後に呪文を唱えて奉納は無事終わります。
YouTubeの[のりチャンネル]に動画をアップしました。