牛歩的写真中心網録”

伊豆半島ジオパークと道祖神を中心にアウトドア活動を、写真で記録しています

大坂の湯立神楽

御殿場市大坂の浅間神社で奉納された湯立神楽の撮影に出かけた。昨年につづいて2回目となる今回は、動画をメインに撮影したが、合間に撮影できたスチル写真をアップします。

湯立神楽

少し遅れて始まった湯立神楽。途中までは動画撮影に集中したので、スチル写真は無い。宮締め(宮の舞)か、釜締め(行の舞)あたりの神楽舞。
釜締めの幣束の舞?

宮締めの幣束の舞?

宮締めの三本剣が、親方の塩振りに先導される。
続いて、獅子頭をつけた舞手が、大松明と塩振りに先導されて、宮参りを行う。

二本の大松明と塩振りの提灯の灯りで、宮の回りで舞います。
釜締め(湯冷まし)を幕の七五三で舞う。

二本の湯笹(ゆたぶさ)で、釜の湯をゆっくりと冷ます。
湯笹をたたいて、湯を散らし、参詣客に浴びせる。

たっぷりと湯に浸して
来賓などに、無病息災の湯を浴びせる。

湯冷ましが終わると、最後の四方固めに移る。剣の舞でしっかりと地を固める。
幕の舞でおしまいです。幕の前には、鳥居が描かれ、背中には二匹のアゲハ蝶が描かれています。

獅子に向かって、直したい体部を伝えると、獅子が噛んで治してくれます。
親子で噛んでもらう。
奉納を終えて、舞手・囃子手・来賓・参詣客が輪になって、お神酒を回し飲みします。

約4時間の動画を、お幅にカットして、30分ほどの動画にして、YouTubeにアップしました。

令和4年に国の重要無形文化財に指定された大坂の湯立神楽は、来年は250年目の節目を迎えるそうです。

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