かなり雨が降っているが、予報ではお昼ごろには雨が上がる。雨天決行とふんで、家を出る。途中の天城峠では豪雨だったが、大鍋の子守神社には、幟旗が立っていて、決行することが分かり、来たかいがあった。
動画でも撮影したので、最下部にリンクを貼りました。
お祓い
神楽の舞手が御祓いを受けた後、楽隊も入って記念撮影。ついでにこちらのカメラにもポーズをとってもらう。
9:30から休憩を挟んで、15:30までの長時間にわたり、神楽の舞と囃子を続けていただき、お疲れさまでした。
9:30から休憩を挟んで、15:30までの長時間にわたり、神楽の舞と囃子を続けていただき、お疲れさまでした。
芝踏舞
白装束に烏帽子の姿で、芝踏を舞う。最初は幣束を両手に持ち、東西南北と中央の五方に舞う。他の舞も五方に舞われる。
お神酒徳利二本を載せた三方を掲げて、舞う。
法を結ぶ印を結び舞う。
法を解く印を結び舞う。
鈴と幣束に持ち替えて、五方に舞う。
舞の最後に、鈴と太刀を持って五方に舞う。20分ほど舞い続ける。
巫女舞
天冠を付け、緋袴・白衣の巫女を姿をした男の舞手が、ゆったりとした動きで五方に舞う。鈴と扇を持つ。
鈴と幣束に持ち替えて、舞う。
御姿舞
錦の狩衣風の衣装を着て、天冠・御姿舞の面をつけて、五方に舞う。最初は、ユウシデ(榊に紙垂をつけたもの)を持って舞う。
御神酒徳利に持ち替えて舞う。舞の間中、前かがみの姿勢を維持しなくてはならない。
法の印を結び、舞う。
法を解く印を結び、舞う。
最後に、鈴とユウシデに持ち替えて、舞う。
翁舞
鳥兜をかぶり、翁の面をつけて、舞う。最初は、幣束を両手で持って、五方に舞う。
御神酒徳利を掲げて舞う。
法を結ぶ印で舞う。
法を解く印で舞う。
洗った米を載せた三方を持って舞う。
舞の途中、四方に洗い米を撒く。
太刀で五方を切り裂くように舞う。
右手で印を結ぶように舞う。
最後に、鈴と太刀を持って舞う。
天狗舞
天狗舞の後、1時間ていどの休憩。移動販売車がやってきたので、昼食が摂れた。雨はすっかり上がって、晴れてきた。(前回は、集落の方が、露店を出してくれて昼食が摂れたが)
恵比寿舞
恵比寿舞・稲荷舞・山之神舞は、道化の舞と呼ばれ、おかしく笑わせる動きがある。最初は、白装束に烏帽子・恵比須面をつけて、鈴と釣り竿をもった舞手が登場。
微笑んだ恵比須さんの表情が魅力的
釣り糸を垂れたら、鯛が食いついたようだ。
釣り上げた鯛を抱えて、ほっこりする恵比寿さん。
稲荷舞
裁っ着を着て、棕櫚皮の帽子・狐面をつけて舞う。鈴と幣束を持って舞う。
弓を肩にかつぎ、両手に矢を持って舞う。
弓に矢をつがえて、五方に魔除けになる矢を放つ。
子供たちから奪った宝珠を持ち、喜ぶ狐(以前に比べて、子供たちが少ないのが、寂しい)
山之神舞
裁っ着を着て、棕櫚皮の帽子・山之神の面をつけて舞う。大きなしゃもじを担ぎ、鈴を持って舞う。
三つ目でおそろしい表情をしているが、山之神は女神だそうだ。
飯櫃を抱えて、ご飯を練るような所作をする。この後、お鉢の中の菓子や餅を五方に撒くと、参拝客が我勝ちに拾いあう。観客が少ないので、皆さんたっぷりと拾いました。カメラマンにも御裾分けいただきました。
全て撒き終わると、鈴としゃもじを持って舞い納め。
巫女舞と御祓い
ほとんど地元の人たちだけという参詣客に交じって、余所者がズケズケと撮影させてもらうことができた。色々とお接待を受けて、地元の人に溶け込んで楽しむことができた。
子守神社の神楽殿を改修するために、11月よりCAMPFIREでクラウドファンディングを募集中です。静岡県の無形民俗文化財に指定されている”大鍋の神楽”を後世へと引き継いでいくため、子守神社及び神楽殿の保全のための資金をクラウドファンディングを活用して募ります。協力をお願いします。
トラブル続きでしたが、撮影できた動画を何とか編集して、YouTUbeにアップしました。約33分