牛歩的写真中心網録”

伊豆半島ジオパークと道祖神を中心にアウトドア活動を、写真で記録しています

徳山神楽

5年ぶりに、川根本町・徳山の徳山神社で奉納される神楽を撮影に出かけた。雨予報であったが、祭事の大半が拝殿内で行われるので、どうにかなるとの目論みで鼓舞してでかけた。コミュセンでの清めの式・四座の舞にぎりぎり間に合った。

神事

小雨の中、徳山神社では粛々と準備が進められる。
雨の為、コミュセンからの道行きは中止となり、神社鳥居前からショートカット。

天狗(猿田彦)の先導で、アメノウズメノミコトに相当する女郎・大黒・恵比須などの面をつけた舞手が続く。
楽殿内での神事が済むと、神官が、御幣と鈴を持ち、東西南北・中央の五方を浄める神前の舞を舞う。

神楽

座揃式:巫女姿の女子全員で、神楽歌と笛により神様を招き寄せる。
順の舞:榊を持った神官が五方を浄める。

四座の舞:四人の巫女が一組で舞う。
白衣と緋袴の裾がひらめく形が美しい。

神饌の舞: 三方と鈴を持って舞う。
三方には、米と塩を少しずつ載せて、五方に振りまく。

三宝荒神の舞:太刀を帯びた三人の舞手が、御幣・榊・花筒を順に持ち替えて舞う。最後に花筒の紙吹雪をまき散らす。
巻き散らかされた紙吹雪の舞台で、この後も神楽は続く。

天王の舞:小さな弓矢を持った巫女四人が、舞う。
小学生らしい可愛い巫女さんたち

五躰龍の舞:五人の巫女が御幣と鈴を持ち、木・火・土・金・水の五神の親和の様を舞う。
こちらの巫女さんは背が高いので、中学生か?

火の舞:拝殿前で、二人の神官が、松明を両手に持ち、勇壮に舞う。
あわてて、フラッシュを焚くことを忘れてしまった。一脚で固定して、シャッター時間はもう少し長くするべきだった。

失敗写真ですね。
事前の準備が悪かった。

四座の舞?:八人の巫女が御幣と鈴を持って舞います。
予定から言うと四座の舞②だが、八人いる。?

八幡の舞:四人の舞手が、弓を持ち、舞いながら矢を五方に放つ。
放たれた矢は、魔除けになるとされ、見物人がこぞって拾う。こちらも一つ手に入れた。

八王子の舞:八人の巫女が御幣と鈴を持って、丸くなって舞う。
小さめの子と大きめの子が交互に輪をつくる。

宇受売・翁の舞:面を付けて女郎と翁に扮した二人が、掛け合いながら舞う。
翁の仕草に子供たちがブーイング

恵比須・大黒の舞:面で恵比須・大黒に扮した二人が、鯛釣りをユーモラスに舞う。
エビで鯛を釣るのではなく、鯛で祝儀を釣っている。

大物が釣れたようだ。
大黒さんは担いできた袋の中から、子供たちに菓子を配る。子供の数が少ないので、大量にゲットしたようだ。

太刀の舞:鈴と太刀を持ち、太刀を振り回しながら勇壮に舞う。
これもフラッシュを使うべきだった。

湯の舞:湯釜で湯伏神事を行い、熱湯に笹束と藁束を交互に浸す。
二人の神官が、見物人に湯をまき散らす。湯に当ると無病息災とされる。

大弓の舞:舞いながら五方に矢を放つ。
危ないので、遠くには撃たない。

神送り:神楽奉納した全員で、神楽歌を歌って、奉納を締める。
最後に、天井に張った注連縄を太刀で切ったら終了
約4時間の神楽を、30分ほどの動画に編集しました。

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