以前から雨上がりの”つるべ落としの滝”を狙っていましたが、ようやくその機会が来ました。愛鷹山は何度も入っていますが、ジオの観点から観察したのは初めてかな。
- 水神社
水神社の参道に大木が倒れ掛かっています。昨日の大風のせいか? 訪れる人もいない不動の滝をカエルが見守ります | 桃沢川に流れ込んだ愛鷹火山の溶岩の上を清流が流れます。不動明王と二童子が水を護ります |
- 桃沢川の愛鷹火山溶岩流
不動滝の上流に細かく亀裂の入った溶岩流が露頭しています | 竜のうろこと呼ばれる板状節理 |
林道から新緑あふれるこの洞に入ります。目に青葉が優しい | 看板は無いが、ここもきれいな板状節理が露頭する |
まず目に入るのは千帳岩(せんじょういわ)安山岩質の一枚岩が滑沢になっています | 雨の後なのに、水はたいしたことがない |
こちらが看板のある板状節理 | 高い所には板状節理がはっきりとしているが、下は分かりにくい |
- つるべ落としの滝
このために重い三脚を担いだのに、NDフィルターが無いので白布もここまで。雨上がりの後なので、期待通りに水量は豊富 | 溶岩流には板状節理か入っているようだが、判然としない |
説明−1 | 説明−2 |
つるべ落としの滝から、池の平からの登山道の出会いまでは、ミツバツツジが見頃を迎えていました | こちらが固有種のアシタカツツジか?(葉が5枚)青空と新緑とツツジのピンクが綺麗です |
源流の水たまりに映るツツジ | 登るほど、見頃の樹が増えてきます |
この景色を独り占め | |
出合付近のブナとのコラボレーション | |
久しぶりの山登り、体力は落ちているが何とか目的を達しました。位牌岳はもう少しだが、無理をしないで引き返しました |