牛歩的写真中心網録”

伊豆半島ジオパークと道祖神を中心にアウトドア活動を、写真で記録しています

吉田の岩脈 つつじと棚田

手石の弥陀窟参拝ツアーが中止となったので、代わりに南伊豆の吉田に岩脈を探しに行きました。

吉田の集落は国道から分かれて、装い道を延々と海岸を下った先にある。アロエを栽培する秘境の限界集落のようだ。

天然記念物のビャクシンが繁る神社は荒れているが、航海安全と安産祈願の穴の開いた柄杓と麻紐が残る



  • 吉田の浜

吉田の浜に着いた時は、霧が多かった。戻ってきた時に取り直し入間への遊歩道を富戸の浜に向けて歩くが、イタドリのヤブコギ、蜘蛛の巣祓いとアルバイトがきつい。足元にはノアザミがちくちくと刺す。毛虫が少なくて幸いだったが、冬枯れの時期に出直しだ。 シシウドの花


高台から吉田の浜を振り返るこれから向かう富戸の浜から三ツ石崎。大潮の干潮でどこまで行けるか?




富戸ノ浜全景

富戸の浜の西側一色凝灰角礫岩に貫入する岩脈


ここにも岩脈富戸ノ浜火道を目指して、遊歩道を高巻きしてみたが、海岸に下りる経路が無いので途中で引き返し。夏草で道が見えないので、足探りで崖際の道を進むので危険


作戦の失敗。富戸ノ浜に戻り、ダメモトで磯場をへつると行けそう一色凝灰岩を岩脈が貫入しています。


複雑な表情を見せます三ツ石崎への磯はここで行き止まり。これから汐が満ちてくると帰れなくなるので引き返すことに。火道まではもう少し。タイミングよければ時間限定で進めるはずだ。


先端から見た三ツ石崎方面。歩ける場所は狭そうだが、あすこまで行きたい凝灰質砂岩には貝化石の破片が含まれる層もある


貫入・貫入?角礫岩の下層には凝灰岩が層を成す


凝灰岩には小さな断層やスランプ構造も見られる?凝灰角礫岩に捕獲された火山弾の破片か?多様な表情を見せる地層を素人ながらに読み解くのが面白い



蛇石火山が残したなだらかな高原にはヤマツツジが群生しています。見ごろは過ぎたよう。もともとまばらに咲いているようだが


近くの暗沢山は展望が良いとのことで、だまされて行ってみました。一等三角点がありました。かすんでいて富士山は望めません。手前の低木が少し邪魔で石部の棚田が見えない



  • 石部の棚田

田植えが終わったようで、水の入った棚田が少しだけ輝きました西の雲が厚くて、赤く染まることはなかった



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