静岡県地学会・東部支部主催のバス・ジオツアーに参加して、富士宮を見学してきました。
浅間大社
檜皮葺の本宮
朱塗りの本殿が青空に映える。
本殿左手に、紡錘状火山弾。まさかここまで飛んできたのではないだろう?
湧玉の池の奥が万野原溶岩流。池底には縄状溶岩が広がる。
富士山世界文化遺産センター
富士山世界文化遺産センターの企画展【富士山の噴火と崩壊】を見学する。
御殿場の新東名工事現場の巨大法面に出現した地層の標本(過去3500年の噴火と崩壊による堆積物の全長10m分を五つに分割)が展示されている。下部(左下の標本)は、テフラ・その右の標本は、御殿場岩屑雪崩の堆積物。右端の標本は、仁和地震崩壊堆積物
白糸の滝・音止めの滝
白糸の滝が見える橋まで降りたところで、雨が激しくなり、雨宿りに逃げ戻る。左端の大きな滝は芝川の本流。右側の無数の細い流れが、下層の古富士泥流堆積物(不透水層)を覆う白糸溶岩流(透水層)の間から、地下水が湧いて白糸となる。
雨宿り中の展望台から見下ろす。
音止めの滝に、新しく展望台がオープン。そこから、見下ろす。芝川の本流の右手の土石流堆積層と芝川溶岩流の間からの湧水が白糸となって落ちている。