曇天の午後、思い立って小山町の不明だった道祖神を探しに出かけた。
小山町の道祖神
吉川静雄著[富士山麓の道祖神]には、湯船の公民館横の大石の上に双体が祀られていると記されている。過去に3回ほど探したが見つからなかった。今回は、公民館近くでおしゃべりをしていた昔の娘さんたちに、聞き込みすることができた。その公民館は古い公民館のことで、今は取り壊されているとのことだった。だいたいの場所を教えてもらい、歩いて探したが見つからない。
貴重な石造物なので、3Dモデル化したが、明瞭では無かった。機会があったら、フォトグラメトリで再挑戦したい。
苦労して探した駄賃として、新たな道祖神を見つけることができた。公民館からだいぶ下った交差点付近に、コンクリの祭場を設けて、二基の石造物が祀られている。左像-双体道祖神(両神-合掌)・右像-名号塔。(最初は、これが寛文十二かと勘違いした。)