牛歩的写真中心網録”

伊豆半島ジオパークと道祖神を中心にアウトドア活動を、写真で記録しています

小田原の道祖神#5

ガイド活動が増えて、写真撮影やジオサイト調査が停滞している。隙間時間に、小田原の道祖神の調査を進めておく。

稲荷神社の女賽の神の祠(#255)は、正一位大稲荷(だいなり)神社境内の右手奥に移されているのを確認しました。祠の一部の木材が新しくなりました。中は空っぽ(以前は陶製の狐が入っていたとのこと)です。
f:id:qshiro:20211110091209j:plain:w260
大稲荷神社の境内には、屋敷で祀られていた稲荷社をしまう場所のようだ。
f:id:qshiro:20211110091522j:plain

飯泉の八幡神社境内の左手に、5基の石祠が祀られている。石祠の中に、賽物が入れられていることから、いずれも道祖神の扱いを受けているようだが、道祖神資料には掲載されていないので、ここでは道祖神とはしない。
f:id:qshiro:20211110094208j:plain
勝福寺前の飯泉公民館前に、三基の石造物が祀られている。左像-単体道祖神?(下半身が欠損)、中央像-双体道祖神(#126・摩滅)、右像-文字碑(摩滅・道祖神だろう)
f:id:qshiro:20211110094914j:plain

飯泉・弥勒院東の変形十字路の南西角に、石祠(#128、中に小さな新しい双体)が祀られている。
f:id:qshiro:20211110095720j:plain
飯泉の変形十字路の東北角に、コンクリートの基壇の上に、双体道祖神(#129、左神-袖中拱手、右神-袖中笏持ち)が祀られている。
f:id:qshiro:20211110100439j:plain

弥勒院北の民家の塀の北西角を隅切りして、二基の石造物が祀られている。左像-文字碑(#122)[道祖神]、右像-馬頭観音・前に賽物)
f:id:qshiro:20211110101304j:plain
飯泉・弥勒院北のT字路の東南角の生垣下に、双体道祖神(#123・摩滅した凝灰岩)が祀られている。
f:id:qshiro:20211110101814j:plain

T字路の北東角のブロック塀を隅切りして、二基の石造物が祀られている。左像-馬頭観音、右像-双体道祖神(#124・摩滅)前に賽物が並ぶ。
f:id:qshiro:20211110102331j:plain
飯泉第二公園の向かいの空き地に、石祠道祖神(#121・中にあるはずの像は無かった。)が祀られている。基壇から石祠はずれているし、屋根もずれている。直してやるといいのだが。
f:id:qshiro:20211110110121j:plain

東名のガード北の四辻の東南角に祭場を設けて、石祠(#120)が祀られている。周囲に賽物がたくさん。
f:id:qshiro:20211110110732j:plain
石祠の中に、上半身が欠損した小さな双体道祖神が祀られているので、双体道祖神と考える。
f:id:qshiro:20211110110819j:plain

民家のブロック塀をへこませて祭場を設け、小さな双体道祖神(#119・高さ30cm前後・摩滅)が祀られている。
f:id:qshiro:20211110113112j:plain
周りには、たくさんの賽物が置かれている。
f:id:qshiro:20211110113141j:plain

Y字路の東北角・民家の塀ほ隅切りして簡単な祭場とし、双体道祖神(#118・浅い浮彫・両神-袖中拱手)
f:id:qshiro:20211110113814j:plain
三島神社境内右手の祭壇には、三基の石造物が祀られている。左像-?、中像-?埴安神、右像-庚申塔道祖神(#117)は見当たらない。
f:id:qshiro:20211110114757j:plain

成田(中ノ町?)の小川傍に、双体道祖神(#115,摩滅・袖中拱手)が祀られている。周囲には、石材が集められている。
f:id:qshiro:20211110121225j:plain
桑原の用水傍の水神さんの背後に、双体道祖神(#114,摩滅・左神-扇?、右神-榊?)が祀られている。
f:id:qshiro:20211110122016j:plain

満福寺の駐車場右手に、双体道祖神(#105・左神-顔が削られている、右神-合掌)が祀られている。
f:id:qshiro:20211110131240j:plain
平たい石板に、何か文字が刻んである。文字碑道祖神(#104の位置だが、双体ではない。)と考えられる。
f:id:qshiro:20211110131916j:plain

八幡村八幡神社境内に、以前村内各地で祀られていた道祖神が9基集められている。頑丈な屋根だが、風情に欠ける。
f:id:qshiro:20211110134248j:plain
左端像-双体道祖神(#138・両神-合掌)、左から二つ目像-双体(摩滅・下半身欠損)
f:id:qshiro:20211110134302j:plain
左から3つめ像-文字碑[道祖神]、左から4つめ像-双体(摩滅・赤みを帯びた石材・光背も浮彫)
f:id:qshiro:20211110134310j:plain
右から4つめ像-双体(両神-合掌)、右から3つめ像-文字碑[道祖神
f:id:qshiro:20211110134318j:plain
右から二つ目像-文字碑[道祖神]、右端像-文字碑[道祖神
f:id:qshiro:20211110134324j:plain

後列右端像-文字碑[道祖神
f:id:qshiro:20211110134329j:plain

Y字路に文字碑[道祖神](#137)が祀られている。頑丈なパイプに隠れているのが残念。
f:id:qshiro:20211110135347j:plain

二宮尊徳夫人生誕の地の石碑の向かいに、赤いお稲荷さんが、#125の場所に祀られている。祠内に狐が祀られているので、道祖神ではないだろう。

牛歩的写真中心網録”