ガイド活動が増えて、写真撮影やジオサイト調査が停滞している。隙間時間に、小田原の道祖神の調査を進めておく。
稲荷神社の女賽の神の祠(#255)は、
正一位大稲荷(だいなり)神社境内の右手奥に移されているのを確認しました。祠の一部の木材が新しくなりました。中は空っぽ(以前は陶製の狐が入っていたとのこと)です。
大稲荷神社の境内には、屋敷で祀られていた稲荷社をしまう場所のようだ。
飯泉の
八幡神社境内の左手に、5基の石祠が祀られている。石祠の中に、賽物が入れられていることから、いずれも
道祖神の扱いを受けているようだが、
道祖神資料には掲載されていないので、ここでは
道祖神とはしない。
勝福寺前の飯泉公民館前に、三基の石造物が祀られている。左像-単体
道祖神?(下半身が欠損)、中央像-双体
道祖神(#126・摩滅)、右像-文字碑(摩滅・
道祖神だろう)
飯泉・
弥勒院東の変形十字路の南西角に、石祠(#128、中に小さな新しい双体)が祀られている。
飯泉の変形十字路の東北角に、コン
クリートの基壇の上に、双体
道祖神(#129、左神-袖中拱手、右神-袖中笏持ち)が祀られている。
弥勒院北の民家の塀の北西角を隅切りして、二基の石造物が祀られている。左像-文字碑(#122)[
道祖神]、右像-
馬頭観音・前に賽物)
飯泉・
弥勒院北のT字路の東南角の生垣下に、双体
道祖神(#123・摩滅した凝灰岩)が祀られている。
T字路の北東角のブロック塀を隅切りして、二基の石造物が祀られている。左像-
馬頭観音、右像-双体
道祖神(#124・摩滅)前に賽物が並ぶ。
飯泉第二公園の向かいの空き地に、石祠
道祖神(#121・中にあるはずの像は無かった。)が祀られている。基壇から石祠はずれているし、屋根もずれている。直してやるといいのだが。
東名のガード北の四辻の東南角に祭場を設けて、石祠(#120)が祀られている。周囲に賽物がたくさん。
石祠の中に、上半身が欠損した小さな双体
道祖神が祀られているので、双体
道祖神と考える。
民家のブロック塀をへこませて祭場を設け、小さな双体
道祖神(#119・高さ30cm前後・摩滅)が祀られている。
周りには、たくさんの賽物が置かれている。
Y字路の東北角・民家の塀ほ隅切りして簡単な祭場とし、双体
道祖神(#118・浅い浮彫・
両神-袖中拱手)
三島神社境内右手の祭壇には、三基の石造物が祀られている。左像-?、中像-?
埴安神、右像-
庚申塔。
道祖神(#117)は見当たらない。
成田(中ノ町?)の小川傍に、双体
道祖神(#115,摩滅・袖中拱手)が祀られている。周囲には、石材が集められている。
桑原の用水傍の水神さんの背後に、双体
道祖神(#114,摩滅・左神-扇?、右神-榊?)が祀られている。
満福寺の駐車場右手に、双体
道祖神(#105・左神-顔が削られている、右神-合掌)が祀られている。
平たい石板に、何か文字が刻んである。文字碑
道祖神(#104の位置だが、双体ではない。)と考えられる。
旧
八幡村の
八幡神社境内に、以前村内各地で祀られていた
道祖神が9基集められている。頑丈な屋根だが、風情に欠ける。
左端像-双体
道祖神(#138・
両神-合掌)、左から二つ目像-双体(摩滅・下半身欠損)
左から3つめ像-文字碑[
道祖神]、左から4つめ像-双体(摩滅・赤みを帯びた石材・光背も浮彫)
右から4つめ像-双体(
両神-合掌)、右から3つめ像-文字碑[
道祖神]
Y字路に文字碑[
道祖神](#137)が祀られている。頑丈なパイプに隠れているのが残念。
二宮尊徳夫人生誕の地の石碑の向かいに、赤いお稲荷さんが、#125の場所に祀られている。祠内に狐が祀られているので、道祖神ではないだろう。