牛歩的写真中心網録”

伊豆半島ジオパークと道祖神を中心にアウトドア活動を、写真で記録しています

沼津の道祖神 追加調査

道祖神仲間からの情報に基づいて、沼津と伊豆長岡の追加調査を行った。

井出の民家の石垣角に安置されている石造物。摩滅がひどいのか、刻みが確認できない。道祖神と判断できる材料が無いので、石造物とだけしておく。
f:id:qshiro:20210405101207j:plain
井出の民家の入口にある石造物には[南??神]と刻んだ文字碑が祀られている。[南無地神]とも読めるが、仏のような地神としては、[南無妙法蓮華経地神]があるが、それではない。4文字からすると、[堅牢地神]があるが、それとも違うようだ。いずれにしても、地神のひとつではあろう。
f:id:qshiro:20210405101325j:plain
片浜駅の南のスーパー近くの駐車場の片隅に祭壇を設けて、石造物が祀られている。摩滅したのか刻みは見えない。芝川のオデコ道祖神に似ているが、沼津にはそのような道祖神は無い。
f:id:qshiro:20210405104127j:plain

大平・横代の集会所前の石造物群の中の左端の単体は、未敷蓮華を持っているので、聖観音菩薩像だった。道祖神ではないことを確認した。右隣は、笏持ちの単体道祖神
f:id:qshiro:20210405111801j:plain
大平・鴻鳥の道祖神は、単体・座像・浮彫・宝珠持ちの道祖神であることを確認した。
f:id:qshiro:20210405112716j:plain

伊豆長岡・長瀬の道祖神の左手に、倒れている伊豆型道祖神があった。【伊豆のサイの神・前編】の(156)長瀬の一体に相当する。頭が欠けているが、折れた細い笏を持っている。
f:id:qshiro:20210405115134j:plain

牛歩的写真中心網録”