牛歩的写真中心網録”

伊豆半島ジオパークと道祖神を中心にアウトドア活動を、写真で記録しています

寺野 ひよんどり

昨年に続き、寺野のひよんどり(火踊り)の撮影に、新東名で浜松まで出かけた。北風が吹いて昨年よりも寒いが、最後まで頑張った。

午後1時に到着したときは、駐車場は満杯。地元の方専用の駐車場に停めさせてもらい、遅い昼食を摂る。祭りを待つ三日堂 賽銭箱に後ろに大きなマツタケ三日堂の本尊は、馬頭観音聖観音


三日堂の下の小さな池で、踊りてがみそぎをする伽藍様(地の神)の前で、神降ろしの伽藍祭りが始まる。


本堂の中では、松明を振って、ひよんどりが始まる伽藍祭りが終わるまで、続けられる


巫女による順の舞が舞われ、万歳楽が唱えれると伽藍祭りは終わる伽藍祭りで採火された松明に移られた神様が、本堂に到着して、本堂祭りの始まり


三人の少年による三つ舞北(正面)・東・南・西・北の五方に舞う


抜刀した真剣を使う片剣の舞”もどき”による滑稽味を帯びた片剣の舞の真似事


両剣の舞もどきは木刀による両剣の舞を素早く舞う


禰宜による翁の舞と、相手をするもどき鉾(男性を象徴して、子孫繁栄・五穀豊穣を祈る)の舞


粟穂(男性の象徴そのもの)の舞杵(これも男性の象徴)の舞


女郎の舞の始まり・まず女郎が登場(舞というよりは、滑稽な劇)続いて、旦那が登場すると、後からもどきがこっそりと登場


女郎にたかるもどきを叱る旦那だが、もどきもしつこく女郎にまといつく獅子の舞 ”まねき”が獅子を招く


クライマックスの鬼の舞は、”まねき”が赤鬼・黒鬼・青鬼を招く。鬼は最初は静かに舞うが、次第に激しく舞い始める


祭りの象徴である松明を消そうとする鬼どもを阻止しようとするまねきの争いが続く堂内に火の粉が舞う


松明が消されると、新たな松明が投入される何回か消されると、祭りも終盤となる


おしまいは、鎮めの舞で、元の静けさを取り戻す祭りの主役たちが顔見世 寒い中、薄着でお疲れさまでした。




  • 撮影メモ

一脚+自由雲台
フラッシュ−後幕(アンダー)
f 18mm フォーカス テープで固定
完全防寒(特に足元と手袋、防止、ネックウォーマー)
売店では五平餅しか無い。昼食と夕食は持参のこと
最前列のいす席の左から4席目に陣取ったが、左の柱の陰になる。来年は、もうひとつ真ん中よりで撮りたい。
4日の夕方には川名のひよんどりもあるようだ。来年は泊りがけで挑戦したい。

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