墓参りのついで(というよりは、墓参りがついで)に、柚野まで足を延ばして、道祖神の調査をしてきた。天気が良くて、歩いていると暖かく、富士山も顔を出してきた。
柚野には石造物が多く、今でも身近に大切に守られている。道祖神だけだが、これで全てが見つかったと思う。
柚野の里の北端にある西村から探した。双体道祖神-1(左−合掌・右−笏持ち) | 前の田んぼにはおんべの準備が |
中才(なかっさい)の石造物群 四辻の一角にきれいに祀られている。右端の大きな石が文字碑道祖神-2 | 中央に小さな双体道祖神-3(左が背が高いので男神か) |
北原(西)の道祖神3体 風化度は年代の差か? | 中央の双体道祖神-4は祝言形で瓶子(女神)と盃(男神)を持つ(嘉永五年) |
北原(東)の双体道祖神-110(民家の軒下に祀られる 天明八年) | 猫沢の文字道祖神-6(平成9年と刻まれている。古いものがあるはずだが見つからない) |
宮の前の双体道祖神-7(天明九年 蛇石が見つからない) | |
ここでお腹が空いたので、里に一軒しかない食堂で、お好み焼きの中に富士宮焼きそばが入っている”しぐれ”を食す。粉モノなので見かけよりもボリュームあり。 | |
天神の文字道祖神-8(大正十三年) | 柚野橋上からの富士山とその溶岩流(ポットホール多数) |
水沢の双体道祖神-9 | 東村の双体道祖神-10(両神ともに合掌?) |
久保北の双体道祖神-11二体 | 左に並ぶ明瞭な双体道祖神-12(両神ともに合掌 文化四年) |
久保の石造物群 | 中央に双体道祖神-13(寛延?年) |
新田東の双体道祖神-14 | 西山の文字道祖神-15 |
新田南の双体道祖神-16(安永九年 持ち物不鮮明) | 新田北の道祖神-17(単体・立像・浮き彫り)馬頭観音のようにも見えるが、位置的にはこれが道祖神 |