牛歩的写真中心網録”

伊豆半島ジオパークと道祖神を中心にアウトドア活動を、写真で記録しています

沢田・佐波神社 仁科の人形三番叟

西伊豆町・仁科 沢田の佐波神社で奉納される人形三番叟(日の入り三番叟)に出かけた。

日没~神事前

堂ヶ島に立ち寄り、日の入りを撮影。蛇島と稗三升島の間に火が沈む。
堂ヶ島のブルーアワーを狙ったが、いまいちだった。

鎮守の森での秋祭り。佐波神社の境内では、準備万端整った。

神輿と獅子頭が蔵出し展示されている。
過去に使用したとみられる頭も披露されている。

三番叟

地域の父兄が露店を出し、大勢の子供たちの声が弾む境内。三番叟を見て、伝承の担い手になってくれるだろう。

黒幕が開くと、富士山と日の入りが描かれている幕の前に、千歳・翁が登場。
続いて、三番叟が登場(三番目に出るから三番叟と呼ばれるらしい)

まずは、若い千歳の舞が始まる。
舞台から千歳が飛び出るような勢いを見せる黒子たち

三番叟が一舞
翁が年寄とは思えないほど元気に舞う。

人形が生きているように扱う人形遣い
翁に代わり、若い三番叟が舞う。

力強い人形遣いの手にかかり、三番叟の動きもキレが良い。
生きている三番叟

見えを切る。
これも見えのボース?

三番叟と千歳の掛け合いは撮れなかった。掛け合い後、千歳は退場する。(イレハという?)
黒面をつけて三番叟が再登場。最初は静かに舞うが・・・

途中から舞台狭しと、舞い踊る。
オオトリの決めポーズ?

突然、三番叟が静かになり、黒幕が曳かれて、終わりとなる。
この後、浦安の舞が奉納された。

翌朝、日の出三番叟も奉納されるが、時間が取れないので、来年に持ち越し。

西伊豆町・宇久須の牛越神社の人形三番叟は、240年ほど続いた伝統芸能に幕が下ろされました。少子高齢化により、無形民俗文化財の伝承は困難となりつつあります。これまで、伝承してきた地元に感謝します。


iPhoneで約1時間半の動画を撮影し、20分ほどに編集して、YouTUbeにアップしました。

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