西伊豆町・仁科 沢田の佐波神社で奉納される人形三番叟(日の入り三番叟)に出かけた。
日没~神事前
鎮守の森での秋祭り。佐波神社の境内では、準備万端整った。
三番叟
地域の父兄が露店を出し、大勢の子供たちの声が弾む境内。三番叟を見て、伝承の担い手になってくれるだろう。
黒幕が開くと、富士山と日の入りが描かれている幕の前に、千歳・翁が登場。
続いて、三番叟が登場(三番目に出るから三番叟と呼ばれるらしい)
まずは、若い千歳の舞が始まる。
舞台から千歳が飛び出るような勢いを見せる黒子たち
三番叟が一舞
翁が年寄とは思えないほど元気に舞う。
見えを切る。
これも見えのボース?
三番叟と千歳の掛け合いは撮れなかった。掛け合い後、千歳は退場する。(イレハという?)
黒面をつけて三番叟が再登場。最初は静かに舞うが・・・
途中から舞台狭しと、舞い踊る。
オオトリの決めポーズ?
突然、三番叟が静かになり、黒幕が曳かれて、終わりとなる。
この後、浦安の舞が奉納された。
翌朝、日の出三番叟も奉納されるが、時間が取れないので、来年に持ち越し。
西伊豆町・宇久須の牛越神社の人形三番叟は、240年ほど続いた伝統芸能に幕が下ろされました。少子高齢化により、無形民俗文化財の伝承は困難となりつつあります。これまで、伝承してきた地元に感謝します。