牛歩的写真中心網録”

伊豆半島ジオパークと道祖神を中心にアウトドア活動を、写真で記録しています

富士市の道祖神 追加調査 #1

富士市の石造文化財・第1集~5集]に掲載されている道祖神の内、59基の道祖神の住所(旧住所)を富士市役所・市民課で、最新の住所を調べてもらった。その内、いくつかの所在地のヒントが得られたので、連休が明けるのを待って、調査始めた。ヒントを元に、あちこちと歩いて探したが、8基見つけた所で、足がつり始めたことと、小雨が降ってきたので、次回に持ち越しとなった。可能性のある道祖神は残り8基となったので、あと一回で済むだろう。

旧東海道と国道一号が合流する東柏原新田の更地の広場奥にコンクリと石の祭場を設けて、元吉原-1-単体(立像?・浮彫・合掌・上に穴)が祀られている。何回も探して、ようやく見つけることができた。
周囲がすっきりとしているので、iPhone(Scaniverse)で3D撮影した。

根方街道の境の髙橋茶園西の細い路地に、民家のブロック塀を背にして、浮島-6-単体(坐像・浮彫・笏・顏削られ)が祀られている。
増川の根方街道南に小さな池(川が膨らんでいる)があり、池の中に突き出た祭場を設け、須津-18-石祠(中に陽石があるらしいが、開かないので確認できなかった)が祀られている。

中里の宇佐八幡宮北にある防災倉庫の裏に、須津-10-単体(坐像?・浮彫・合掌)が祀られている。前に軽トラが停めてあったので、正面からの撮影はできなかった。頂部に凹はなく、立像のように見えるので、別の石造物か?
三ツ沢の送電線の鉄塔近くの民家庭の西南角に、石の上に原田-5-伊豆型(合掌・くっきり)が祀られている。

大渕の広い道路から分岐する旧道沿いに、大渕-6-文字碑[道祖神](苔の生えた下地にベンガラが覗く)が祀られている。新道ができた時に、下からこちらに移したそうだ。
天間の天間沢の橋北詰に、民家のフェンス前に、二基の石造物が祀られている。左像-馬頭観音・右像-鷹岡-37-双体(摩滅)

鷹岡-7-文字碑はヒントが乏しいので、田代区公民館周辺を探し回った。見当たらなかったが、境内に矢筒石という溶岩樹型が展示されている。
岩本・旭町の路地の小さなT字路角に、岩松-3-文字碑[道祖神]が祀られている。

霧雨の中、可能性のある場所を探したが、大渕-1-双体は見当たらない。
大渕-25-単体のある付近には、聖観音菩薩が二基祀られていたが、道祖神は見当たらない。
鷹岡-9-文字碑を入山瀬祇園牛頭天王社周辺で探すが、見つからなかった。

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