4年ぶりに開催される焼津藤守・大井八幡宮の田遊びにでかけた。
番外: 天狗 ~ 第一番:長刀
夕方の六時、田遊びの開始に先立って、天狗が青竹で清め鎮める。
荒原を薙ぎ払う所作で、農地開拓を表現する。
第二番:振取 ~ 第三番:御獅子
御獅子を喜ばせようとする振取
第四番:鍬入 ~ 第五番:荒田
田に鍬を入れる所作で、牛の舌の形をした餅をまく。
青年八人が舞台上を跳ねまわり、荒野の開墾(刈敷を田に踏み込む)の舞を踊る。
第六番:寄塗 ~ 第八番:鳥追
再び牛餅をまく。水田の畔に土を塗る所作の意味がある。
苗代の鳥を追う。
第九番:山田 ~ 第十番:徳太夫
第十二番:田植
殿とお供が登場し、田植え歌を歌い、全員でにぎやかに豊作を祈願する。
殿の晴れ舞台
第十四番:孕早乙女
子孫繁栄と五穀豊穣を祈る舞。
舞うのが孕早乙女なのか?
第十五番:小編来
二人の舞手が肩車で登場
下に降りて、鳥を追い払う舞をにぎやかに。
ササラを鳴らして、鳥を追う。
第十七番:高野殿
殿と供が、稲の実りを祝って、酒を酌み交わす。
第十八番:棒
藤守の郷を守護する舞で、激しく長く舞う。
激しい踊りで、舞手もくたくたとなる。足を滑らせる。それでも舞続ける。
第十九番:御子舞
神の子が、竹ぼうきで舞台を祓い清めます。
第二十番:間田楽
ショッコをかぶり、稲がよく繁り成長している様子を舞い踊ります。
田の字を凝した造花を飾ったショッコ
稲穂が風にたなびく様子を舞っているようです。
第二十一番:猿田楽
紅白の万燈花で飾ったショッコをかぶった八人の青年が登場する。
しばっていた万燈花を開き、舞の準備をする。
最も華やかな舞です。
第二十二番:宝来
締め太鼓の音頭で、藤守の郷が富栄えている様子を歌う。
番外:鯛釣
鯛を釣り上げ、万歳楽
生の鯛の口には、ご祝儀がくわえられる。
第二十三番:稲刈 ~ 第24番:長刀
第二十五番:御獅子
御獅子が、振鳥に誘われて、舞台に再登場する。
田遊びで供応した御獅子(祭神の身代わり)が内陣に還る前に、振鳥が最後の供応を行います。
番外:天狗
二人の天狗が、舞台を払い、田遊びは終わりです。ちょうど、雨が落ちてきたところ。四年ぶりの田遊びは無事に奉納できた。
午後10時前に終了
駐車場は、静浜基地内に臨時に用意されるが、午後10時に閉門となるので、田遊びのの最後が撮影できない。八幡宮西に、駐車場があるが、関係者の利用などで、すぐに満車となるようだ。
500mほど離れた藤守の町内会館前の駐車場が空いていたので、そちらに駐車した。
撮影には、脚立と一脚があるとよい。今回も、フラッシュを使わないで撮りきれたが、フラッシュを使っても良い。