ジオツアー三島1

静岡県地学会・東部支部主催のジオツアー三島が久しぶりに開催された。楽寿園～大社周辺のジオサイトを巡るジオツアー三島の記念すべきNo.1の復刻版。（オリジナルのツアーには参加できなかったので、楽しみ）

愛染小路沿いには、三島溶岩流の玄武岩が少しだけ顔を出し、溶岩流の流れを想像するのが楽しい

愛染院があった場所近くの溶岩塚

Ｙ字路をつけるために、開削されて溶岩塚の面影は薄れた。（愛染の滝は後から造られた人工の滝だったが、取り壊された）

大井凝灰角礫岩の石倉。北伊豆地震後に、石倉造りがブームになったそうだ。

枯れた鏡池だが、除草されて、横臥型溶岩樹型やスパイラクルが良く見える

鏡池は枯れているが、その下流では湧水が流れている。細い用水に水車がかけられていたそうだ。

アジサイが湧水に花を添える

陸軍が白滝公園の地下水を利用していた時の名残（白滝公園は陸軍の管理地だった。数か所ある井戸には蓋がされている）

白滝公園のミニ溶岩塚（表面は削られているそうだ）

龍神様の祠

最福寺は一遍上人の時宗の寺。上人のおつきの僧侶の菩提を弔う五輪塔。左端は六地蔵を刻んだ角柱

桜川（人口用水）の流れに洗われる米研ぎ石

下の小路の風情

浦島さん（祓所神社）の大理石の鳥居は、元は大社の参道の中鳥居だった。

たたり石（旧名－榎石、手前右手）と笠石（左手奥）は御殿場泥流の転石

ご神木のクスノキ

社務所前の牛石は地下に埋まっている

耳石

本殿（舞殿は修理中）大社の地下には、三島溶岩流ではなく、箱根火山の噴出物があり、御殿場泥流に覆われたが、その後湧水で侵食された。

腰掛石は、以前は無かったので、どこから持ち込まれたもの

宝物館前の唐獅子は小室石で造られた

宝物殿近くの矢穴がある石は、江戸時代にあった三重の塔の礎石と考えられる