静岡県地学会東部支部主催のジオツアーに参加して、長泉の溶岩塚を巡った。
三島駅北地下にある三島洞穴の上は、溶
岩塚を削ったもの。
東レ三島工場の南東角では、かつては複数の井戸で地下水をくみ上げていた。三島の湧水が枯れてしまったので、井戸のくみ上げはやめて
柿田川の湧水に切り替えた。
奥の駐車場と新幹線の間に、小浜山の刑場跡そばを
境川が流れる。
深良用水の末端が、
東レの工場中の暗渠を流れて、顔を出す。
八幡宮の石碑は、気孔の少ない三島溶岩。台座は気孔の多い三島溶岩
大いちょう通りの賽の神二基
住宅地に残る三島溶岩は、大きな溶
岩塚が削られた周囲の部分(後ろのマンションを建設する際に、溶
岩塚が削られた)
稲荷神社の鳥居群は、溶
岩塚の亀裂に設けられている。
東の鳥居群
裂けた溶
岩塚の断面を見ると、何層もの溶岩流が流れたことが分かるが、下部が気孔が少なく、上部ほど気孔が大きくなる。
本殿前の参道は、亀裂に客土されているようだ。
本殿西の溶
岩塚には、縄状溶岩が見える。しわの方向から、縄状溶岩が手前から奥に流れた後、奥が膨張で盛り上がったことが見て取れる。
長泉文化センター東の古墳は、溶
岩塚を転用したもの。
文化センターの南東の掘のような窪みは、三島溶岩の
採石場跡
採石場には、マンホールで地下の溶岩流の様子がかいま見える。
天然記念物の大いちょうの地面は黄葉の絨毯が敷き詰められている。