牛歩的写真中心網録”

伊豆半島ジオパークと道祖神を中心にアウトドア活動を、写真で記録しています

網代火山の下見

網代火山(旧称多賀火山の一部 0.7Ma-0.4Ma)の巡検として、網代海岸を予定しているので、下見を行った。

網代漁港の網干場の先から入磯 ゴロタを歩くと、立岩が見えてくる。手前の小さなハナレ岩が岩脈の一部のようだ岩脈の陸側には放射状の亀裂が入っている。これはダイナマイトを使った後だそうだ。そういえば、八幡野のヒナダンにたくさんあった


トンネルの下あたりの崖の草を除くと、溶岩流が見える立岩(逆光が強いので、南から)東側がスパッと切れている

陸側は、赤いスパッタが重なり、溶岩が貫入している立岩の先端 沖には弥十岩(岩脈の続き?)


崖側には網代火山の下部層に相当する火砕岩(火山弾・スコリア・火山灰)の層がみえる更に南の崖には、角礫岩が優勢になってくる


弥十岩屏風岩(大きな岩脈)巡検のために、屏風岩を乗り越える藪の草刈を行った


屏風岩の先端(登れる岩脈)太く横倒しの柱状節理のように見える


屏風岩から南を望む南のゴロタから屏風岩を望む。屏風岩の南側のゴロタには白い岩が多い。


初島柿田川の水を送るパイプの位置を示す標識(電気は伊豆山港から海底ケーブルで送られている)屏風岩の南の岩脈は、安山岩質で、石英の他に橄欖石が見える


網代火山の中部スコリア層に相当する火砕岩が層をなす火砕岩層の上部には、溶岩流が覆う


火砕岩層に貫入する岩脈?火砕岩にシマシマが見えないのは、一度に大量の火砕岩が降下したからか? ところどころ小さな棚状に浸食を免れた地層が見られる(上部には黒いものが覆う)


火山弾がめり込む火砕岩の崖に落ちる観音滝(左には岩脈がみえる)


ここから南は、網代火山の上部層に相当する崖がつづく


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