富士市の瑞林寺(黄檗宗)の大願主殿に収納されている重文の地蔵菩薩像(康慶作)がご開帳(毎年、8月15日の午前のみ)されるので、新盆のついでに立ち寄ってみた。
境内にある毘沙門堂の軒には、十二支の干支が彫られている | 心字池の向こうの木斛の大木の後に、大願主殿がある。朝早くから、仏像ファンが集合 |
ご開帳された地蔵菩薩坐像 来年には、国立博物館に出張展示の予定。お寺の関係者に許可をいただいて、撮影させていただいた。 | 研究者によると、玉眼・手足、裳前は後補のようだ |
慶派の祖の作であり、写実性に富んだ地蔵菩薩である | 瑞林寺に所蔵される由来は不明 |