仏像ガイド仲間を募って、身延町で開催されている木喰展を拝観してきた。天候に恵まれ、道路も比較的すいていて助かった。
瑞林寺の大願主殿に安置される康慶作・地蔵菩薩坐像(重文) | |
| 息子の運慶作の地蔵菩薩像と比べると、右前足が裳裾から出ている。衣文の刻みがやや浅い。両手先・裳先・右足つま先・持物は後補。康慶の前半生の作品では、現存する唯一の像らしい。 |
木喰さんの生誕300年を記念して、各地の木喰仏を一同に展示している。 | |
| 木喰さんは、木喰戒を受けて長い間の修行後、56才から諸国廻国に出かけ、各地で千体近くの仏像・書画を残している。 入館前の木喰上人の紹介ビデオがよくできていて、日本全国を旅して、作仏をした経緯がよく分かった。仏像が44体、書画多数が展示されている。初めてお会いする木喰仏の大きさは想像以上で、微笑みに癒される。デフォルメされた造形だが、引き付けられる。 展示品は撮影禁止だが、復元中のレプリカはOK。独特な放射状頭光が特徴的 |
造り酒屋の蔵の二階に、神仏分離令により、富士山に祀られていた仏像を救済するために、山頂などから担ぎ下ろして安置した。後ろの五体は、菩薩 | 前列の小さな三体が薬壺を持つので、江戸時代の薬師如来(ぐいのみに高砂のロゴあり) |
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新酒の仕込みはこれから | |
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