逗子の浄楽寺に安置されている運慶作の仏像5躰の、半年に一回の御開帳がありました。仏像好きの善男善女と拝観しました。
- 浄楽寺
鎌倉幕府初代別当となった和田義盛が建立したと伝えられる浄楽寺 | |
運慶が1186年に願成就院の5躰の仏像を彫った後、1189年に再び同等の構成で彫ったものであり、共通点や違いが比較できて興味深い。 片道2時間以上かけて出向いたが、みんな満足しましたね。 |
当然、撮影禁止なので絵葉書で我慢します。いずれも国の重文。これらの仏像の体内から出てきた銘札により、運慶作と判明した。また、このことから願成就院の5躰も運慶作であることが分かったという貴重な作品。
毘沙門天立像 | 阿弥陀如来坐像(脇侍に勢至菩薩と観音菩薩を従えます) | 不動明王立像 |
午後は、鎌倉の大塔宮の奥にある覚園寺の仏像群を拝観。仏像群も素晴らしいが、ガイドの僧侶の立て板に水の早口でのガイドには圧倒される。またユーモアを交えてのガイド、樹木・花のガイドなどとても参考になりました。
本尊の丈六の薬師如来三尊像と十二神将像は迫力があります。また愛染明王・鉄不動尊・黒地蔵尊・千躰地蔵尊・鞘阿弥陀如来と見ごたえがありました。紅葉・梅・アジサイなどの四季の花々も美しいらしい。再訪の価値あり。
大塔宮から鎌倉らしい道をたどると静かな覚園寺の寺域に入ります | 定時のガイドツアー(50分)に参加して、境内に点在するお堂の仏像達を拝観します。庭園もお堂も素晴らしいが、撮影は禁止です。 |