奈古谷の毘沙門道に点在する七つ石(多賀火山からの溶岩流の転石)を再訪して、GPSを取得し、画像を撮りなおした。
国清寺の仏殿 | 中には、定印を結ぶ釈迦如来坐像が安置されている。 |
観音堂から七つ石巡りは始まる | 最初に目にする巨石は七つ石に数えられていないが、両界曼荼羅(左-胎蔵界、右-金剛界)の二つの種字が刻まれている(明瞭ではない) |
大きな月輪の中に阿弥陀三尊(阿弥陀・観音・勢至)種字が刻まれている巨石だが、植物に覆われていて判別しがたい | ①蛇石には胎蔵界大日如来の種字(ア)が刻まれているそうだ。白蛇を封じ込めたとのいわれもある。 |
頼朝が政子と共に文覚上人を訪ねた際に腰かけたと言われる②夫婦石 | 文覚上人流遇跡には地蔵菩薩の石仏が祀られている |
林道から外れて、杉林の中の沢沿いに進むと出現する③谷響石(こだまいしと読む) | |
④大日石(錫杖と宝珠を持つ地蔵菩薩坐像が刻まれているようだ) | 大日石の後ろに隠れている⑤弘法石(平らな正面に、大きな宝塔の中に蓮華座で座る地蔵菩薩が線刻されている。) |
毘沙門堂の山門(仁王門) | |
運慶が修復を手伝ったといわれる吽形の金剛力士像と | 阿形、共に迫力がある |
文覚上人が護摩を焚いたといわれる⑥護摩石(上面に四角い穴が彫られている) | 文覚上人ゆかりの毘沙門堂 |
文覚上人が修行したといわれる不動滝 | 林道をさらに進むと、急峻な崖に不安定にとどまる⑦冠石(冠のように見えたということだが、一部崩落したのか、そうは見えない) |