牛歩的写真中心網録”

伊豆半島ジオパークと道祖神を中心にアウトドア活動を、写真で記録しています

伊豆八十八ヶ所霊場巡り-6(二十三番・二十四番)

梅雨明け宣言が出てもおかしくないような予報が続く。今日は熱中症の警報がでているが、今日の峠越えする山には雲がかかっている。意を決して家を出る。

中伊豆からスタートし、北伊豆を巡った。これからは、東伊豆の霊場を巡ることになる。

養徳寺近くからスタートすると、すぐに赤坂の道標道祖神が、今日目指す熱海道を指し示す。
日金道(根府川通り)を辿ると、鬢の沢の法伝寺に立ち寄るのが日金詣でのお決まり。法伝寺の内陣は工事中だった。
軽井沢の泉龍寺の右手の毘沙門堂の茅葺屋根は瓦屋根に改装された。
熱海峠から霊園への急坂は胸突き八丁できつい。途中にお地蔵さんが守ってくれる。

賽の河原でもお地蔵さんに往生を祈る。
子安地蔵

たくさんの小地蔵
二十三番・日金山・東光寺(真言宗延命地蔵菩薩)に到着。

東光寺から姫の沢公園のアスレチック遊歩道を下り、MOA手前で別荘地に入ってしまい、道を間違えた。気が付いたとたんに、両足がつってしまい、暫く休憩してから、気を取り直して、急坂を戻る。つり気味の足でも、何とか伊豆山の土砂崩れ現場に着く。慰霊場が設けられていたので、静かに供養した。土石流が流れた沢沿いは跡形も無いが、その周囲は直接的な大きな被害は無いように見る。
土石流現場の右岸に建つ般若院は墓所の一部が流されたようだが、境内は被害が無いようだった。山門から入る。

二十四番・走り湯山・般若院(真言宗不動明王)の重厚な本堂
鐘楼も立派。慰霊のために搗きたくなる。

境内左手奥には大師堂があったので、こちらでも参拝した。
大師像

足がつる程度で、深刻な熱中症にならずに、熱海駅に到着した。駅前は、以前のような人混みが戻ってきているようだ。

熱海峠越えの23km(累積標高差 2400m)を7時間20分で歩いた。暑い日が続くので、様子を見ながら、少しずつ続けたい。

牛歩的写真中心網録”