牛歩的写真中心網録”

伊豆半島ジオパークと道祖神を中心にアウトドア活動を、写真で記録しています

滑沢渓谷の新緑+白川・赤沢渓谷

渓流釣り師さんを誘って、渓谷の撮影と巡検にでかけました。

  • 滑沢渓谷の新緑

写真クラブの課題[緑]を、渓谷に映り込む新緑で表現してみました緩やかな流れに映る新緑


渓流を渡るときに、滑って水に浸かってしまったが、めげずに撮影は続行苔むす岩の緑・頭上の新緑・水面の映り込み



白川出合近くの川床に海底での土石流が堆積した地層が露頭しています下部には湯ヶ島層群の緑色凝灰岩が層をなす


玉ねぎ状に風化した凝灰岩の層もある皮をむいていくと核があります



  • 赤沢渓谷

白川林道を登り、赤沢橋の右手から赤沢渓谷が始まります。川床が赤くなっているのは、石に赤い何かが付着しているため。手でこすると、石の地肌が出ます赤川林道に入ってすぐの左手に、山神社の石段が苔むして天に昇っています。結界がしきられていて、恐れ多いので、登るのは止めておきました


赤い滝の右手には巨大な一枚岩がとどまっている八瀬橋近くで、赤沢と普通の色の沢が合流


八瀬橋まで戻り、落石・崩落している地図に無い赤沢歩道という山道を1km以上登ると、石積みの上に、コンクリート製の四角い構造物(ダイナマイトの保管庫)がありました。周囲は、熱水の入った湯ヶ島層群の凝灰岩の露頭です。構造物の後を見ても、坑口らしきものは見えない。ミョウバンセキの鉱山がこの近くにあるとされているが、それに相当するものか?


コンクリート近くの赤沢川は赤くない。ここから先の対岸あたりがミョウバン石を採掘した戦線興業・仁科鉱山があるらしい。ここから下流に戻るところの滝近くから赤くなる。ミョウバンセキの成分が赤くしているのではないかと推測する?


赤沢橋の近くに立つ中国人労働者の慰霊碑。ミョウバン鉱山に従事させられたのか?駐車場のブナノキ



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