早朝の天城山で行われるブナ林の撮影会に飛び入りで参加させてもらいました。ついでに、天の川の撮影もできてラッキーでした。深夜の1時過ぎに仁科峠を出発。真っ暗な道を3つのヘッドライトを頼りに歩きました。土屋さん、加藤さん、ありがとうございました。
- 天の川
後藤山と猫越岳の間のコルで、南東に天の川が立ち始めました。最初は目が慣れていなかったが、光害がほとんど無いので、肉眼でも見える | 猫越岳の展望台では、天の川は垂直に立つ。函南周辺では目にすることが無く、感激 |
南斗六星やさそり座も写っていました | |
天候が心配だったが、雲が少なく風も弱くて快適 | 北西の空の下には、肉眼では見えない富士山も写る。横に長い雲がオーロラのようできれいだった |
光害にも負けず、北斗七星や北極星も写っています。カシオペアが欠けていたのが残念 |
- 手引頭のブナ林
4時を過ぎると、東の空が明るくなり、手引頭のブナ林に日が射しこみます | 林床も色づきます |
ヒメシャラの樹肌が赤くなります | 霧は無かったが、差し込む光が林床に陰影をつけていきます |
存在感の強いタコブナ。タコが逆立ちしているように見える | 山頂近くのシャクナゲも1本はまだ見ごろでした |
手引頭の山頂周辺は緩やかな起伏のためか、ブナだけでなく、アセビも大きい樹が群生しています | 大アセビ゛の下には、ヌタバのような水場が |
南向きの斜面には、アセビの新芽が紅葉したように赤くなります | |
- 帰り道にて
遊歩道の近くのブナの下には、ギンリョウソウが頭を持ち上げています | 。行きには暗くて分からなかったが、ヤマツツジやツクバネウツギ、タチシャリンバイが咲いています |
猫越岳近くの池。モリアオガエルの卵が、いくつも池に落ちていました。孵らないだろうな。親ガエルが助けを求めて鳴いていました | |