天城シャクナゲコース

今年は例年よりも３週間ほど早い梅雨入りとなった。つかの間の晴れ間となったので、アマギのシャクナゲの見ごろを撮りに出かけた。四辻から、時計回りで万二郎岳から登る。

７時から歩き始める。万二郎に近づくとミツバツツジの花が頭上に咲いている。

林床には、ミツバツツジの花が敷き詰められているところもある。

樹高があるので、花の撮影は難しい。

ミツバツツジを追っかけて、万二郎岳の山頂に着いた。ハイカー用駐車場にはたくさんのマイカーがあったが、シャクナゲコースで行動が前後したのは、５グループていど。連休中は密集していただろう。

山頂下の岩場から、万三郎岳を臨む。

開けた南には、三筋山の稜線上に風車が並ぶ。

馬の背への稜線にもミツバツツジが花盛り

昨日の雨で、散った花の絨毯の上を登る。

馬の背には、アセビのトンネルがあり、腰を低くして通過する。

馬の背を越え、石楠立を過ぎたあたりから、シャクナゲの群落がみられる。

シャクナゲとミツバツツジの競演も見られる。

見ごろに間に合ってラッキー

樹高が低いシャクナゲを狙って撮影。まだ蕾なので、暫くは楽しめます。

登山道を少し外れた場所にも群落があります。

明るい花袋

時間を忘れて花を追いかけていたら、万三郎岳に到着。伊豆半島に３つある一等三角点のひとつ

山頂近くに弥栄の碑なるものが設けられている。

山頂下に少しだけ開けた場所があり、北方向が見える。富士山は雲に隠れているようだ。

万三郎岳下分岐から涸沢分岐までの下りは、崩れかけた丸太の階段が続く。土が流されているので、歩きずらい。下りにも、ミツバツツジが花盛り

シャクナゲもちらほら見えます。

ミツバツツジとシャクナゲ

新緑のブナ林

水場近くの露頭

斜面に育つ樹木の傾きが樹によって違う。

５時間かかって、駐車場に無事に戻った。