牛歩的写真中心網録”

伊豆半島ジオパークと道祖神を中心にアウトドア活動を、写真で記録しています

長九郎山・十郎左エ門

連休で外出は控えているが、見ごろのシャクナゲとイワカガミを見に、長九郎山に出かけた。

宝蔵院~長九郎山

仁科川から宝蔵院に向かい、途中の出合の露頭の位置を確認(伊豆の大地の物語 p19)既にコンクリートで覆われてしまったが、この地で伊豆半島最古のプランクトンの化石が見つかった。
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宝蔵院の石仏群
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宝蔵院横から、登山道に進む。
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途中、勘違いで道迷いして、体力と時間を大幅にロスした。出合を過ぎて、八瀬峠手前の展望所から、ピーカンの富士山と南アルプスの白い峰を望む。
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八瀬峠から長九郎への稜線を700mほど進むと、京丸シャクナゲ(植栽)の群落に至る。
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稜線上の600mほどに渡って、京丸シャクナゲが満開。散り始めているがまだ見ごろ
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京丸シャクナゲは例年よりも花着きはよいようだ。
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既に散り始めている木もある。
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虫たちも、いい匂いに吸い寄せられています。
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比較的低木で、大ぶりの花と濃いめの色が特徴です。
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長九郎山の展望ヤグラ上から、大パノラマ。(鉄製の階段がボロボロで危ない)
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山頂近くの天城シャクナゲはまだ蕾。今年は蕾の数が少ないようだ。
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長九郎山~十郎左エ門

天気も良いので、十郎左エ門まで足を伸ばして、イワカガミを見に行く。たまたま植生調査中の知り合いに会い、遊歩道沿いのイワカガミを教えてもらう。今までここのイワカガミに気づかなかったそうだ。
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なぜか地蔵菩薩が祀られている。登山の安全を祈願する。
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ルート半ばのP992は樹林の中で展望は利かない。
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途中少しだけ開けた場所から、十郎左エ門の尖峰を望む。
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P992からは、やせ尾根をピークとコルの上り下りで進む。険しい崖の途中にイワカガミの群落があり、撮影は難しい。
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転落しないように確保し、小さな植生を壊さないように、慎重に撮影する。
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急斜面に、ミツバツツジ(?)が咲く。
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急斜面にイワカガミ
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ルート探しに苦労したが、ようやく十郎左エ門に到着。展望は利かない。
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山頂近くのアマギシャクナゲはほとんどが蕾。数も少ないようだ。
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帰りの縦貫道は大渋滞で、途中からエスケープした。

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