色々な情報源から溜まっていた函南のマイナーな裏ジオポイントを探索しました。
- TH邸にて
ガイド仲間のTHさんの屋敷は、函南駅の近くにある。石垣は、丹那トンネルの仮設工に使われた石をタダで譲り受けて積んだもの。丹那トンネルのズリと考えられる。 | |
トンネル工事の際に、掘った穴が崩れないように仮に補強するための石。 四角く整形されているので、石積みにも便利だった | |
元の本宅があった場所の崖は、箱根火山の軽石火砕流の堆積 | 終戦間近の時点で、函南駅近くにあったエボナイト工場への爆撃を恐れて、防空壕を造り、実際に隠れたそうだ。 |
- 冷川不動滝の源流探し
不動の滝の源流に何があるか見たくて、山の中に分け入りました。箱根火砕流の崖に穴が開いていて、そこから清流が音を立てて流れ出している。入穴と呼ばれる | 入口の高さは、50cmていど。奥は真っ暗なので、フラッシュを焚いてみた |
沢下りして、滝の落ち口に着いた。下には不動堂が見える。これ以上進むと、滝に落ちる。 | 落ち口近くにある降魔の剣(右上の中心あたり)を上から見る。意外と厚いようだ |
- 原山橋の溶岩流
柿沢川は、十国峠・熱海峠直下を源流として、田代・軽井沢・丹那を潤して、柿沢地区に流れ下る。途中の原山橋から上流に露頭する溶岩流が気になっていたので、確認に入った | たまたま道を尋ねた人が土地の所有者で、丁寧に教えてもらえた。川床には溶岩流がナメになっている |
途中のタケヤブの下に、鮫ヶ淵(さめがふち)溶岩流が固いので、流れが屈曲している | 新鮮な板状節理が見られる |
セキレイの滝は、竹が倒れ込んでいる。せっかくの滑滝がもったいない | 滝の上にもナメが広がるらしいが、倒木で先に進むのは無理 |