曇り空だが、雨が降る予報ではないので、函南遺産の再取材に平井の柿沢川周辺を再訪した。
平井の水力発電所・再訪
以前に見つけたアクセスルートは、笹薮となっていて、途中で断念した。上流にある堰堤に降りる踏み跡を辿って、何とかたどり着いた。笹薮と夏草のヤブコギで、種が体中にくっついてしまった。柿沢川の堰堤の下流に、水力発電所の取水堰が設けられている。
柿沢川を完全にふさぐように、堰が設けられている。
柿沢川をまたぐ橋の下に土管が埋められていて、水流は通過している。
導水路は、この道沿いに下っていたようだ。残る石垣が導水路のものらしい。
今は畑になっているが、この場所が以前の貯水池らしい。水路は正面から流れて来た。
貯水池の流出側。以前は水圧鉄幹が地面から顔をのぞかせていたが、草が茂っていて見つからなかった。
水力発電所があった場所は、今では個人宅の庭になっている。
柿沢川
十年以上前には通れた道も今では、藪になっている。突破できると踏んで進んだが、途中で撤退せざるを得なかった。
スポーツ公園南の露頭
函南スポーツ公園の南に貯水池を造るためか削られた土地がある。壁には、巨礫を含む堆積層が露頭する。熱海火山からの土石流堆積層であろう。