台風接近前にと、箱根ジオパークの湯河原エリアを探索しました。箱根と大観山は濃霧と強風の中でしたが、林道歩きには問題なかった。
- 六方の滝
しとどの滝の駐車場から長い林道歩き。ハイキングコースはヤブコギあり・沢登りの末に、高巻して落ち口にたどり着きました | 数年前にその存在を聞いてましたが、ようやくかないました。箱根外輪山のひとつである白銀山からの溶岩流と考えられる |
きれいな柱状節理の下には土石流堆積物らしきものが見える | それぞれが一つの滝のようです |
六方の滝の下にある本流側の滝 | その右のF1が六方の滝の下流(ふたつの滝の間の崖にロープを見つけたので、高巻します。伊豆の磯場と同等か) |
更に下流にはぶつぶつの溶岩流が丸く削られています | |
林道の至る所にタマアジサイのつぼみが膨らんでいます | 小さなヤマアジサイ |
- しとどの窟
林道歩きも終わって、ジオポイントのひとつの”しとどの窟”に向かいました。急な参道には石灯籠と弘法大師の像がぎっしり。修験者の道場でもあったようです | 石橋山の合戦で敗れた頼朝主従が逃げかくれたという溶岩の洞穴には、修験者が祀ったと考えられる不動明王や如来・菩薩像がたくさんあります |
頼朝が隠れた時代には、石造物は無かっただろう(石仏の姿が本様からはだいぶ外れているものが多い。修験道の解釈なのか?) | |