牛歩的写真中心網録”

伊豆半島ジオパークと道祖神を中心にアウトドア活動を、写真で記録しています

多比・江の浦

ガイド仲間に誘われて、口野をスタートに多比から江の浦のマイナーなジオポイントを巡ってきました。ワイワイ・ガヤガヤと賑やかな巡検でした。
私有地が多く、入るのには了解が必要なところもある。何とか組み合わせてジオウォーキングのコースになるといいね。

多比神社の濡れ縁に安置されている伊豆型の道祖神2体(早々と豆まきが終わったようだ)神社は新しくされているが、古い狛犬も残されている


旧道の多比第一トンネルを調べていますトンネル内の一部に、凝灰岩の斜交層理が見られる


安政地震の際に、龍雲寺の階段の上まで津波が到達したと若い大黒さんが話してくれた沖縄に多い石敢當という魔除けが入口に鎮座


農道沿いには河津桜の芽も膨らんでいます。9日に地区のウォーチング(歩いていたおじさんの言葉)が予定されているが、間に合うか心配していた凝灰岩を背景に咲くスイセン


江の浦隧道(廃道で通れない)近くの祠に祀られる伊豆型の道祖神(中啓と宝珠を持つ)隧道の上は広い津波避難所になっていて、そこから凝灰岩の露頭が見える


マリンピア沼津側から江の浦隧道の露頭を見せてもらう。海軍工廠などの話も聞かせてもらった多比の津波堤防西の岬先端には、凝灰岩だけでなく貫入岩や赤い石もあり、近くに火口があったのか?


岬の東側にある倉庫の凝灰岩に化石(単体サンゴ)?らしきものが見える凝灰岩の崖には、このように横穴が掘られて、海軍の特攻艇や人間魚雷が格納されていたそうだ


多比の津波堤防堤防近くの祠にも斜交層理を持つ伊豆石が使われている


千畳敷と呼ばれる海食台(海底火山の噴出物の堆積岩が隆起して、海食されたが、今度は沈降しているのか?)


牛歩的写真中心網録”