牛歩的写真中心網録”

伊豆半島ジオパークと道祖神を中心にアウトドア活動を、写真で記録しています

下田 巡検

火達祭前の空いた数時間で、下田と爪木崎のジオポイントを巡検しました。

滑沢渓谷手前のモミジ林に立ち寄って、紅葉のサンプリング紅葉の始まり? 赤・緑の葉には黒点が多数。アップには厳しい。天城トンネル周辺もまだ色づていません



高馬からの寝姿山。女性が仰向けに寝ている姿が良く見えます。畑のオバサンが家の2階から見ると良いと言われたが、丁重にお断りしました(だって、窓の前には電線が多数)下田公園からの下田富士(海底火山の岩頸)


寝姿山も火山の岩頸。石英粗面岩の露頭が見えます間戸が浜から毘沙子島(みんな、海底火山の根っこ)



幕末に来航したペリーの乗る黒船に、吉田松陰が密航するために舟を漕ぎ出した場所生痕化石(貝などの生物が穴をほったり這い回ったりした跡の化石)が無数にあります



  • 爪木崎

爪木崎駐車場から、林間の遊歩道を経て、九十浜海岸へ。海岸には台風によるものか流木やゴミで一杯ここから磯伝いに行けるところまで行った。ハイアロクロスタイト(水冷火砕岩)が陸化した後に鉄分が風化して茶褐色に変色した


釣り師から磯伝いは危険と教えられ、遊歩道に復帰。ここから素晴らしい景観が続きます地図上では陸続きだが、ほぼ独立した島


タカンバ(高所の磯場ということか)の絶壁からハイアロクロスタイトの亀裂には、熱水が入り様々な鉱物が結晶しています


これらも玉ねぎ状風化(?)が侵食されたものか?


爪木崎手前の行き止まりの磯には、層理の入った凝灰質砂岩が変色していますいくつかの海食洞も(魚眼を持っていたのに使わなかったのが惜しまれる)


説明−1赤い壁と薄緑色した床(グリーンタフか?)


灯台と爪木島時間切れで、俵磯は上から


ニガナ(ホソバワダン)イソギクの群落はつぼみが膨らんでいます



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