牛歩的写真中心網録”

伊豆半島ジオパークと道祖神を中心にアウトドア活動を、写真で記録しています

西伊豆エリア(1日目)

町こん伊東主催のジオツアーに参加しました。以前にも訪れているジオサイトですが、新たな知見を得ました。また、大勢の友達が出来田のが、最大の収穫です。

  • 浮島

西伊豆の海辺のジオサイトは、1000〜200万年前の白浜層群(浅い海での海底火山)です。堂ヶ島が代表ですが、色々な表情を見せてくれます。

小さいけれども、火山の根の柱状節理。ひょっとして、氷山の一角では。一列に並んだ火山の根が海食されて


岩脈が層を成す水底土石流をほぼ垂直に貫いています向こうに見えるのは、堂ヶ島三四郎島(角度によって、三つ・四つに見えるから)


この時期、伊豆の海辺の岩場には、スカシユリが目につきます

今日から、西伊豆・南伊豆の浜の駐車場は夏モードで、有料となりました


楽しみにしていた海上からの堂ヶ島クルーズは、視界不良のため中止。代わりに、枯野公園に行きました。

火山灰成分の凝灰質砂岩が上に堆積した水底土石流の重み・力によって変形した地層(荷重痕)荷重痕の上には、火山灰の堆積・更に水底土石流の堆積が層を成しています。(水底土土石流の堆積は、色々な岩が混じる)


こちらは急冷自破砕岩(急冷自破砕岩は、黒一色の角ばった岩が特徴)凝灰質砂岩の美しい斜交層理(クロスラミナ)


沢田港の食堂で客寄せ(?)しているリアルな親父堂ヶ島の象島。細かい柱状節理がゾウの頬を思わせる




  • 一色の枕状溶岩

発見されている中では、伊豆半島で最古の地層(仁科層群 2000〜1500万年前)が一色で林道を作るために山を削ったために、枕状溶岩として露頭している。

ジオに理解のある地元の方々の努力で、解り易くなった枕状の溶岩枕状溶岩を割って、岩脈が入っている




  • 松崎 なまこ壁通り

宿に早く着いたので、食事前になまこ壁通りを地元ガイドさんに案内してもらいました。

旧家の壁一面にナマコ壁松崎のアビーロード


旧中瀬商家の土蔵の扉に龍虎の漆喰絵


那珂川沿いに、タブの木の新芽

低い木なので、赤い軸と黒い実を撮ることが出来た

夜は、飛び入りも含めて、大勢のジオ関係者と大宴会。仏の里をアピールしました。

牛歩的写真中心網録”