昨日と同様の空模様ですが、宿を出発。白岩層群がメインの南伊豆を周ります。
- 雲見 烏帽子岩・千貫門
烏帽子岩は、何回も行っているので登山コースを避けて、烏帽子岩を海岸から見るコースに参加。しかし途中から橋が壊れていて、見ることが出来なかった。
代わりに、千貫門歩道から、烏帽子岩を遠望 | 千貫門も工事中のため、歩道の峠から見ただけ |
烏帽子岩の海岸沿いには、火山の根の周囲の土石が侵食されて堆積した地層が見られた | |
浸食された土石が堆積しているのは初見 |
- あいあい岬 ジオパーク・ビジターセンターのオープン
奥石廊を望むあいあい岬に、南伊豆町がジオパーク・ビジターセンターをオープン(閉店していた施設を再利用したもの)ジオパークの宣伝にはなるがこの場所で良いのか? ジオ菓子旅行団によるジオフーズも販売されていたが、ジオツアー御一行様が買い占めて売り切れ。
- 中木の柱状節理
大きな柱状節理。海の中まで、節理が見られる | 別の柱状節理は、水底土石流を割った溶岩が固まったので、横に成長 |
- 恵比寿島
ジオツアーの最後は、須崎の先端にある恵比寿島を一周。この近くにあった海底火山からの火山灰・水底土石流・水中自破砕岩が複雑に堆積している。説明が難しいサイトを、ガイドさんはよく勉強して説明してくれました。
水底土石流の堆積 | 堆積した地層が、フィリピン海プレートの圧力で、東側がめくれている(傾斜している) |
凝灰質砂岩のきれいな縞模様 | 海食台(テラス)は海食された台が隆起したもの。ここで切りだされた石は、神子元島の灯台建設に使われたとのこと。 |
2日とも、何とか天気は持って、助かった。亜熱帯の南伊豆は、梅雨空で湿度100%。2日目はさすがに疲れますが、西伊豆・松崎のガイドさんは、最後まで丁寧に解説してくれました。事前の下見と準備に頭が下がります。こちらも練習と継続勉強が必要と再認識した。