3回目の探索で、ようやく馬頭観音に会うことができました。
国道南側の擁壁の下の笹薮の中に、馬頭観音が隠れていました。 | 観音様の前の笹を刈ってやりました。台座には、世話人として間宮村・伏見村・山中村と彫られているそうです。文化十年造立 |
- 韮山辻
馬頭観音の位置から、韮山辻もこの付近と推測します。国道1号線が旧東海道と韮山往還の辻を蹴散らしてしまったようです。(国道工事に伴い、馬頭観音も移された可能性はありますが)
韮山往還は、山中城の西櫓から始まります。ここから南に、韮山辻に通ずる山道が伸びています。 | この地点が韮山辻の北側と思われます。白い舗装道を進むと、旧東海道と交差します。(今は、国道が通っているので、韮山辻は消えていますが、中央に史蹟山中城址の石柱があります。) |
韮山辻の南側は国道をまたいで、南側の農道の入口付近です。馬頭観音はその農道の入口からすぐ右の藪の中に入った笹薮の中に置かれています。(手前の笹薮ではなく) | |
馬頭観音の前には韮山往還らしきものは見つかりません。前回探して、途切れた林の中の道につながるはずですが。荒れているので、ここで断念します。 |