牛歩的写真中心網録”

伊豆半島ジオパークと道祖神を中心にアウトドア活動を、写真で記録しています

東伊豆の三島神社+おまけ

梅雨なのに、酷暑が続く毎日。夏のシーズン前に、東伊豆の三島神社を踏査した。

東伊豆町・大川の三島神社

大川海岸を通る国道傍に、社殿が建つ。
御祭神や謂れは不詳。社殿は東南東を向いているので、御島(三宅島)に向けているのかも?
扁額には、[三嶋神社]とある。

伊東市・赤沢の三島神社

赤沢を通る国道脇に、三島神社が南向きに建つ。
御祭神は、事代主命。看板には、[事代主命が御島(三宅島)から白浜を経て三島に御巡行される途次、赤沢も御神徳に浴したので、産土神として奉祭したと云う]とある。
三島神社]の扁額

伊東市・富戸の富戸三島神社

富戸の集落の奥まった場所にも三島神社が建つ。
社殿は南南東の御島(三宅島)を向いている。
御祭神は、事代主の命。看板には、[事代主命が御島(三宅島)から白浜を経て三島に御巡行される途次、赤沢も御神徳に浴したので、産土神として奉祭したと云う]とある。
看板には[元鹿島神社と云ったが後に三島神社に改めた。]とあり、明瞭に御島神の謂れが伝えられている。
漁師の若衆が参篭した後、浜から拾ってきた浜石が数百個もあったそうだ。現在は、その一部をコンクリートで固定してある。

伊東市・川奈の三島神社

川奈港を見下ろす高台に三島神社が建つ。
御祭神と謂れは不詳。
社殿は、北西を向いているので、御島は見えない。
川奈魚港

伊豆の国市長者原三島神社

長者原盆地の西の山麓に、三島神社の鳥居がひっそりとたたずむ。
社殿までは長い参道が続き、周囲には宇佐美火山の溶岩が露頭する。
奥まった平地に三島神社が建つ。社殿は南南東を向き、周囲は山地しか見えない。
御祭神と謂れは不詳。
盆地から巣雲山を見る。

河津・称念寺

ついでに、伊豆八十八か所霊場の別格(旧三十一番)宝林山・称念寺に参詣した。
片瀬山の山麓に建つ称念寺
浄土宗・阿弥陀如来
参道の六地蔵
本堂左手に石仏群が祀られている。
本堂の杉戸に年輪が美しい。

七子浦の露頭

片瀬山の海側の磯が七子浦と呼ばれる。
白浜層群の見高砂岩の上に安山岩が貫入したもの?
収縮節理でひび割れした安山岩の周囲が波で円摩されたものだろうか?

曇天とはいうものの湿度が高い中で行動して、家に帰ったら軽い熱中症にかかった。

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